令和5年12月27日(18)四国第53番札所 須賀山 正智院 円明寺⑰ | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

吽形の獅子

力強く跳ねる

南無観世音菩薩m(_ _)m

優しく聞いてくださる

『観』『音』樣

続く。からです。

円明寺に着いて、真っ先に見る門へ

円明寺の山門です。

聖武天皇勅願所 四國第五十三番圓明寺

大施主 山口縣下之関市裏町 重藤久勝

住職 小笠原秀定 

世話人 四國第五十四番○頭?延命寺和尚

    和気村       上松房五郎

惣代  西山助次郎 須賀常吉 須賀良太郎

      

日本遺産の碑

日本遺産「四国遍路」四国霊場第53番札所圓明寺

 弘法大師空海ゆかりの霊場を巡る四国遍路は、四国を全

周する全長1.400Kmにも及ぶ壮大な回遊型巡礼路であり、

1200年を超えて発展継承され、今なお人々により継続的に

行われている。地域住民の温かい「お接待」を受けながら、

国籍や宗教・宗派を超えて行われる四国遍路は世界でも類を

見ない巡礼文化であり、2015年に日本の文化・伝統を語る

ストーリーの1つとして、日本遺産に認定された。

 第53番札所の圓明寺は、須賀山正智院と号する真言宗寺

院で、本尊は阿弥陀如来。寺伝によれば聖武天皇の勅願に

よって行基が阿弥陀如来を刻み、のちに弘法大師が再興し

たという。入口にある八脚門は室町時代の建立。

右脇に立つ石柱

車両などから守るためだろうか

山門の仁王様

↓2008年12月撮影

力強いです

『注意』ですよね、、、

左側

↓2008年12月撮影

玉眼が大きく心の中まで見通されているように思います。

境内ではできません。

屋根、右側

左側

降り棟の鬼瓦

正面の山号額

屋根下部、右側

斗栱は、一段前に出る出組

間には間斗束

左側は

同じように組まれている。

八脚の丸い柱から、広がる大きな屋根を支える組み物

、、、いや、十二本の柱だな、、、。。

、、、中の4本は数えないんだな。

中央以外は控柱で、中央の本柱以外に、控柱が8本で、

八脚門と言うらしい。

 

門の中を見る。

打ち付けられた木札

御修行された印だな、、

仁王様の前の方には、、

門燈の寄進の木札ですね

永代寄進者 安城寺 洲之内稔、、と読めます。

中央の裏側

丸い柱は、加工に手間がかかるんですよね、、

四角から八角、十六角、、、丸へと削るんですよね。

中央の柱の上部、組み物に装飾。

こんな見えないところにも、手が込んでいる。

見ないで、通り過ぎるのは、もったいない。

丁寧なんだな、、。

裏側も見ていこう。

続く。