令和5年12月26日⑩番外霊場 室岡山薬王院蓮華寺(二) | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

昨日分消してしまいました、、、。

二度目、、書きます。

 

本堂を見て行きたいと思います。

延宝2年(1674)に建立され、今まで日まで5回の大修繕を

行っているという、六間四面の本堂。

正面の向拝部

向拝部 蟇股

正面の御本尊を記された額

寺の縁起を記す巻物によれば、「天平15年(743)年6月17日

聖武天皇の御代に、行基菩薩が当山の山頂において光輝く仏体を

発見し、草堂をつくってお祀りした」という、、、

その本尊薬師如来。

その下に、龍の彫刻

日の本の龍は、爪が三本なんですよね。。

正面に写真や額が、飾られています。

出征の時に無事を祈ったものでしょうか、

日の本の魂になられた御方でしょうか、、

こちらは、、物語の絵ですね。

刃傷松の廊下でしょうか

御紋が吉良様の様です。

大石内蔵助だと思われます

忠臣蔵ですね。

御詠歌が掛けられています。

『信あれば 病はなおる 蓮華寺

      るりのくすりを 与えまします』

昔の若者の遍路の写真が奉納されています。

いつ頃から始まった風習か不明であるけれど、松山地方には

20歳位までに必ず遍路体験をしてこなければならないという

不文律があったという。

 四国遍路体験をすることによって初めて一人前になれるとか、

結婚する資格ができるとされたようだ。

大正時代までの風習であり、昭和10年代には消えたという。

 

その奉納写真ですね。

門屋氏の名も見えます

昭和8年春

こちらは、、

大正13年3月の遍路ですね。

大正時代の生活改善上功績顕著の表彰状

更に、、写真が並びます。

続く。