H17,3/10⑨(2005年)四国第26番札所 龍頭山 光明院 金剛頂寺➁ | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

↓古いノート記録の書き出し、歩き遍路2度目・区切り打ち

最初の日のリンク。

 

ノートの記録があるので、参考に書いていきます。

ノートは20年も前の僕の言葉です、、、。

注:もちろん写真のデータは古いです。

写真が少ないので、新しい遍路の時の写真も、借りています。

 

山門から、正面が本堂

大きい、、、

大師堂

若い頃のお大師様が修行中、天狗が悪いことや修行の邪魔を

した。

大師様は天狗たちと問答して説き伏せ、足摺岬へ追い払った

という。天狗たちが戻ってこないように、御自身の像を刻み

安置した。

金剛頂寺の大師堂は、足摺の方を向いている。

続く。

からです。

正面本堂に向かう道の、大師堂裏。

歩き出しそうなお大師様の像。

そして、、大師堂の裏の建物に、

この地のお大師様の物語が、三枚掲げられています。

「室戸伏龍」

室戸伏龍

 土佐の室戸の埼に於て虚空蔵求聞持の法を観念せられし時、

明星口中に来入して佛力の奇異を現わされた。この地に修練

を続けるに、夜毎に毒龍出現し海中より行法を妨害する。

大師は咒を唱え一念に加持すると四方に輝き散って星の光の

如くことごとく退散する。

  法性の 室戸といえど 我がすめば

   有為の波風 寄せぬ日ぞなき(新勅撰和歌集巻十)より

「天狗問答」

天狗問答

 お大師様が当山に於て修行された十九歳の青年の頃、魔性

類の往来が激しく、お大師様は天狗等の競う処を悉く問答

伏して足摺岬西方に駆逐しました。「我が姿を残し置く、

が身の有限り来障することなかれ」との約束をして楠の大

に、御影を留められました。現大師堂はその謂を守るがご

く足摺岬に向って建立されています。

「金剛定額」

金剛定額

 室戸の埼を去る三十余町に一つの寺を建立して金剛頂寺と

名づける。お大師様は天狗問答にて魔性の類を勝伏した後、

結界して楠の大木に御影をお彫みになり、当所及び仏法守護

の御本尊として安置したてまつる。後の京都神護寺の大師像

の原像と伝えられる。当山では年一度旧暦三月廿一日の正御

影供に法要を執行して一般にご開帳する。

        南無大師遍照金剛  合 掌

弘法大師を讃える歌でしょうか。

金剛頂寺案内図

続く。