令和5年6/11(42)第51番札所 熊野山 虚空蔵院 石手寺⑬ | お遍路 の記憶

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↓石手寺の公式サイト

 

続く。からです。

 石手寺鐘楼 一棟

                  重要文化財 (建造物) 

                  明治40年5月27日指定

 三間三重の塔で、高さ24.1メートル、本瓦葺である。軒は三層とも

 元弘3(1333)年に再建されたと言われており、桁行三間、梁間二間、

入母屋造、二軒、檜皮葺である。二層になっており、下層は鎌倉時代

以降にみられる腰袴である。様式は和様で、三手先の組物で回縁、組

高欄をささえ、上層屋根も同じく三手先の組物で受けており、これら

の組物は繊細加齢な造りとなっている。楼上には、建長3(1251)年

在銘の銅鐘(重要文化財)がつられている。

 銅鐘 一口

                  重要文化財 (工芸品) 

                  大正元年 9月3日指定

 総高104.6センチメートル、径59.8センチメートル、鋳銅製で、鐘

身池の間二区に陰刻の銘文がある。これによると、この鐘は興隆寺

(周桑郡丹原町)の鐘としてつくられたが、その後菅生山大宝寺(上

浮穴郡久万町)の所有となり、さらに転じて現在の石手寺蔵となった

ものである。銘文は、楷書体で、堂々たる格調をもつ書風、彫刻の技

法も極めて優れている。

↓詞梨帝母天堂 蟇股

 石手寺詞梨帝母天堂 一棟

                  重要文化財 (建造物) 

                  昭和28年3月31日指定

 鎌倉時代後期、河野一族が勧請した十六王子社の遺構でないかと言

われる。一間社流見世棚造の小堂で、屋根は檜皮葺である。妻飾りの

猪の目縣魚や組物等に優れた技法を見せる。特に正面の蟇股は、国宝

の二王門と手法を同じくし優秀な出来栄えであり、二王門と同時期

鎌倉時代後期の創建とする根拠となっている。詞梨帝母は、鬼子母神

ともいい、安産祈願の人々が、丸い小石を供えるなどの信仰として今

も続いている。県下最古の神社建築の遺構として貴重な建物である。

 石手寺護摩堂 一棟

   附 棟札 二枚

                  重要文化財 (建造物) 

                  昭和28年3月31日指定

 この堂は、桁行三間、梁間三間の建物で、一重、屋根は宝形造、銅

板葺(元は檜皮葺)である。様式は和様で、面取り方柱の上に舟肘木

を置くだけの簡素な造りで、柱ごとに一本の垂木を用いる大疎垂木

(間配垂木)の手法が見られる。内部の床は板張りで、護摩木を投じ

て修法する火炉は見られず。中央奥に来迎柱・来迎壁を設けて須弥壇

を置くが、転用材を用いるなど仮設的である。創建の時代は、建築の

構造、表現の技法、全体の容姿から室町時代前期と推定されている。

昭和33(1958)年に解体修理が完成し、廻り縁をめぐらし、本瓦葺

屋根を檜皮葺型銅板葺に改めている。

 

(↓石手寺の文化財についての看板を見ています。)

(↓石手寺の公式サイトからお借りしましたm(_ _)m)

 石手寺五輪塔 一基

                  重要文化財 (建造物) 

                  昭和27年11月22日指定

 絹本及び毛髪地著色仏涅槃図 一幅

               愛媛県指定有形文化財(絵画) 

                  昭和40年 4月2日指定

 木造金剛力士立像 二躯

 木造不動明王及び二童子立像 三躯

 木造天人面 二面

 木造獅子頭 二面

               愛媛県指定有形文化財(彫刻) 

                  昭和40年 4月2日指定

 木造菩薩面 二四面

               愛媛県指定有形文化財(彫刻) 

                  昭和43年 3月8日指定

 

 大壇 一基

 礼盤 一基

               愛媛県指定有形文化財(工芸品) 

                  昭和40年 4月 2日指定

 銅三鈷鈴 一口

               愛媛県指定有形文化財(工芸品) 

                   昭和43年 3月8日指定

 石手寺懸仏 一面

               松山市指定有形文化財(工芸品) 

                  昭和38年 11月1日指定

 鋳鉄 燈籠基台 一基

               松山市指定有形文化財(工芸品) 

                  昭和40年 11月8日指定

 石手寺 古文書 一巻

               松山市指定有形文化財(古文書) 

                  昭和38年 11月1日指定

 石剣 一口

               松山市指定有形文化財(考古資料) 

                  昭和38年 11月1日指定

 石手寺制札 一枚

               松山市指定有形文化財(歴史資料) 

                  昭和38年 11月1日指定

 石手寺二王門棟札 二枚

 石手寺詞梨帝母天堂棟札 一枚

               松山市指定有形文化財(歴史資料) 

                  昭和40年 11月8日指定

 見返りの桜 一本

               松山市指定 天 然 記 念 物

                  昭和38年 11月1日指定

 石手寺古墳第一号・第二号 二基

               松 山 市   指 定 史 跡

                  昭和42年 5月24日指定

               松  山  市

               松山市教育委員会

とのこと。

、、、、文字打ちは、疲れる💦