令和5年 2月8日(3)久万の住吉神社 | お遍路 の記憶

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大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

曲がり角のJAスタンド。

貴重な場所。

減らないで欲しいな。

まだ、残っている雪。

ガチガチ雪だるま

「松山市農業協同組合畑野川支所」

角っこの建物は、農協さん

その前は、神社です

続く。からです。

歩き始めの時間。

この日、昼まで歩き、帰宅しなければいけません。

焦るけど、焦らないように、落ち着いて歩きたい。

バス道に出る予定なので、間に合わなくてダメなら、乗って帰れば

いいや、、そんな心づもりだった。

 

いやしの宿 八丁坂を7時に歩き出し、雲の中

住吉神社脇を通ります。

陽が昇る前の御社

菊の御紋が輝く

正面にまわろう。

神社横の会社は、、

銘木の会社

いい雰囲気の遍路道

住吉神社の正面にまわってきました。

、、、いつも、お寺に向かうことに急いで、通り過ぎていたな、、。

お参りしよう。

愛媛県生涯学習センターデータベース『えひめの記憶』によると、

住吉神社

 大字下畑野川
 祭 神 表筒男神・中筒男神男神・息長疋姫命
 この神社は、天正年間(一五七二)に大野直昌によって造営された。

社記によると「数百年前大阪堺の神官当住吉神社の神霊を奉じて上畑野

川字岩川組に来た時、病に罹って東浦の小さい石上に憩いしところ、隣

家である山内吉郎右衛門の祖先気の毒に思いかいほうをしたが遂に病死

した。後神霊を古戸神と崇め祀りその後現在地に遷宮した」とある。

「天文一六年(一五四七)、住吉大明神舞殿造立再建」と書いた棟札が

現存する。

とあります。

 

正面 拝殿

狛犬様

白い景色の中、静かな神社の境内。

落ち着いて、お参りできますように、、

よろしくお願いします。

先ずは、水で清めて、、

お参りさせていただきました。

大きな拝殿でした。

彫刻、、見たいナ、、見上げる。

蟇股を、、と思ったら、

フラッシュが、水気に反射キラキラカメラキラキラ

霧の中の、龍の蟇股。

拝殿正面には、神社で良く見る絵が掲げられています。

源頼朝の富士の巻狩の図ですね

緑いっぱいの境内

県指定天然記念物・カヤの樹叢

愛媛県教育委員会文化財保護課 愛媛の文化財のページには

標高525m、有枝川に沿う住吉神社の面積6,842㎡の境内に目通り

2~4mあまりのカヤの大木が25本ある。 カヤはイチイ科の常緑高

木で、果実は食用となり、その材は 碁盤 ご ば ん 、将棋盤 しょう

ぎばん 用として有名である。

この住吉神社のカヤは、天 文16(1547)年社殿造営の時に植栽さ

れたといわれる。 このほか、かなり大きいスギ、ケヤキ、エノキ、

アカマツ、 イチョウ、ヒノキ、ヒメシャラ、カシワ、ケンポナシの

木が林 立している。 樹齢数100年に及ぶカヤの大木がこれだけ群生

しているのは珍 しい。

とあります。

古岩屋には、この中のカヤの一本で、不動尊が刻まれ、安置されて

いるとのこと。

「あらゆるみたま しずまりたまえ」

石工さんの銘を見つけた

叢の境内で、清々しい呼吸ができました。

続く。