令和5年 2月7日(22)恥ずかしい | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

さぁ、、出発だ。

緑の風が吹いている。

続く。からです。

八丁坂の上から、岩屋寺まで1.9Km程

山道のアップダウンを考えて、、2倍計算、、、。

平道3.8Km位だとしたら、1時間かな。

時間は13時半です。

ゆっくり休憩もできたし、、足元に気をつけて歩き出そう。

 

木々の間から、向こうに高い山が見えた、、曇っていて、はっきり

しないが、霊峰も望めるだろうか。

石鎚は、、見えないかな、、、見えないな

愛媛県生涯学習センターデータベース『えひめの記憶』には、

これからの岩屋寺までの道もなだらかなものでなく、急坂もあり、

下ったり上ったりの道である。ただ、全体には山の尾根を歩く道筋

である。
 八丁坂の頂上から少し行くと、『予陽郡郷俚諺集』に「岩屋山に

七霊鳥あり、仏法僧、慈悲鳥、鈴鳥、三光鳥、のしこふ鳥、かつぽう鳥、

杜鵑也、是に依て七鳥村と号く。」と記された七鳥村(現美川村七鳥)

に入る。

この間、順不同になっているものも多いが、舟形石仏丁石が道筋に立ち

並んでいて昔ながらの遍路道の姿を色濃く残している。

この道筋を真念は、「坂、山、道すがらおがミしよおおし。」と記して

いる。また、澄禅は、

「折節暮秋之頃ナレハ、江葉落重テ錦ヲ布キタル様ナル峰ヲ往テ」と

尾根道の様子を表現している。

とあります。

久万高原町の七鳥地区に入っているんだな。

七鳥って素敵な地名(*^_^*)

いろんな鳥に出会えるかな、、、。

少し進むと、、根元に仏様

真念様が書いたように、拝み所多し、、の、舟形地蔵様

お地蔵様、、気持ちを引き締めて、、しっかり歩きます。

よろしくお願いします。

m(_ _)m

廿三丁と刻まれている。

僕は、、何がしたかったんだろう、、。

どう生きたかったんだろう、、。

仮面ライダーになりたかった。

電車が好きになり、運転手になりたかった。

刑事ドラマをいっぱい見て、警察官になりたかった。

、、、。

普通に結婚して、、普通に暮らしたかった。

警察官にはなれず、福祉関係の仕事をやってきた。

結婚してくれる人が出来た、、家も買った。

子供も授かった。

が、、僕は、すぐに、捨てられた。

家も、妻も、子も、、失った。

 

、、、、、出来たこともいっぱいある。

祭の役を、、頑張った。

お遍路も繰り返しまわれた。。

同じ境遇の人の気持ちがわかるようになった。

 

何がしたかったのだろう。

川に流れる、枯葉のように、、流されるだけのように、、

 

52歳の戯言だ。

普通に、、生きたかった。

普通に、生きれると思っていた。

普通に、、、

お地蔵様、、、

過ぎた時を、追ってばかりだった。

もう、戻らない。

 

僕の生き方、考え方が、、見えてきた。

 

以前言われた、、あなたの前世は、、、、、。

今の僕は、、過ぎた過去の失敗を悔いて生きている。

悔いるばかりの生き方だ。

、、、前進する為じゃない。

(悔いるためだけに生きている、、、 

、、、成長する為じゃない)

 

あぁ、、、恥ずかしい。

自分の失敗を認めることは、、、。

身体は健康だ。

いや、、体は健康だ。

「心」が病気だな。

 

そんな僕を、優しく見つめ続けてくださった、、

ご先祖様、仏様、神様、、家族、、関わってくださった人々、、。

 

いつまで、、ひねくれているんだ(>_<)

 

「へんろ道」の札が、眩しい

先に行くと、下の枯葉に、、、、

札が見えた、、、。

2010年2月の写真

この札だろうか、、、

もう、、13年も過ぎた。

こちら、、だろうか、、、

弦に巻き付く、、

不思議な生き方

何かに沿わないと、、生きれない種もある。

僕は、、歩いている。

行くも、帰るも、できる。

やるも、やめるも、決められる。

 

出来るんだ。

やめられるんだ。

 

なんて、幸せなんだ。

さぁ、、、

何したい??

どう、生きたい?

 

以前、生き方の「セミナー」のようなものに参加した。

(結構、、高額だったかな、、)

僕の、人生の決断は、、、

 

「私は自由に楽しく  生きています。」

だった。

、、、なにそれ???

でも、なにそれ、、が、できない自分。

 

自分自身で、自分を生きづらくしていた。している。

 

道は、、色々な出来事が起こる。

進み方は、幾通りもある。

行っても、休んでも、どうでも、、、いい

 

僕の場合。

自由に、、楽しむことだ。

 

何を書いているんだろう、、。

僕の、、問題は?

あなたの問題は?

 

一歩、、一歩、、進んで、休んで、、

考えて、思って、、悩んで、、反省して、、

(行動して、、、)

変化していく、、

 

そう、変われるんだな

きっと、、、。

心が求めるんだ、、、

 

お腹が空いて、、あれを食べたい、飲みたい、、と思うように、、

「お遍路に行きたい」

「お参りに行きたい」

「、、、、、、したい」って

「遍路道」

お大師様、、、。

宮崎建樹先生、、、。

実際に、歩いている時に思った事と、

今、、書いている時に思う事は違う、、、。

 

今の思い、、

沢山の写真を残していて、、良かったな、、

順に見ながら、今も、遍路ができる。

パソコンの画面を見つめ、、祈りながら、「心」が歩く

生き生きした山の緑の命

なんて、優しく語りかけてくださるんだろう、、

葉の一枚一枚が、、

僕の命に、関わってくれていた、、

この時、そこにいた。

共に生きている。

いや、、命の、、命を与えてくれていた。

続く。