分かれ道だ。
ふと、、5番札所前にあった石碑を思い出した。
「道岐れすなはち 遍路しるべかな」
「百薬に優る 遍路に出でにけり」
道がわからない時は、お大師様の分身とされる杖の向いた先で、
行く方向を決めることもあったという。
まずは、、足元を見て、簡易アイゼンを装着し、
落ち着いてまわりを見た。
右向こうに、立札が見えるように思う、、、
へんろみち保存協力会の立札がありました。
ありがとうございます。
m(_ _)m
迷わずに歩けます。
続く。からです。
コロナになってから、随分減ったであろうが、平成の頃には、年間
数千人も歩き遍路さんがいたという。
3000人を超えるなら、単純に割ったら、一日10人近くも、、
もちろん、遍路のシーズンは、春と秋。
学生さんなどは、休みを利用し、あっつい夏の過酷な遍路をされる
人もいる。
花が咲き、暖かくなるこれからが、遍路道を歩くには楽しい季節。
そういえば、、僕が初めて歩いたのは、4月後半から6月頭にかけて
だった。
ヘビや、虫は出たな、、蚊にも悩まされた。
人も生きるんだから、他の生き物も生きる。
共に生きないとな、、、。(;^ω^)
でも、、ここ程寒いのは、、あれだけど、
冬の遍路が好き。
さびしがりな性格の割に、苦手なものが多いんだな、、
僕って、、そんな人なんだろう。
いつもとは違うルートで行く45番札所・岩屋寺
なんでもない景色の全てが、特別なものに思ってしまう、、、
単純な僕。
いつものルートなら、
「あ~こんな感じだった、、」とか、
「少し変わったな、、」とか思って、『懐かしむ』気持ちになる。
今回、初めての道だから、何もかもが出会いばっかり。
僕の心に刻まれていく。
さ~~むいのに、、どうして??
こんなに、緑が生き生きしているんだろう、、
写真なんかより、もっと、緑の葉が輝いていた。
ん??
凍りそうなのに、、、
苔さん
小さな小さな葉?
集まって、元気に生きている( ◠‿◠ )
なんか、、、かわいい(*^_^*)
じゃりじゃり、、ぱりぱり、、
道は、凍ててます。。
病になって、、癒しを求めて、巡礼をする方も多かった。
御本尊に薬師如来様の札所も多い。
亡くなった方の供養に、まわる人も多かった。
阿弥陀如来様の札所も多い。
それぞれに、願うものは違っても、全て受け入れてくださる四国遍路。
巡礼地は受け入れてくださるが、
自分自身が、この地を受け入れているだろうか、、。
自然の声、、お大師様、、神仏の声、、
聞くための準備はできているだろうか。
僕は頑固だった。
人の言う事なんて聞かなかった。
自分は正しい、自分は間違っていない、自分は、、自分は、、
そうして生きてきて、、どうだった??
うまくいったの?
冷たい空気が、突き刺さる。
はるなつあきふゆ
平仮名で書いたら、、歌や名前みたいだ。
同じ場所でも、季節によって景色が変わる。
あらゆる景色の風景を見たい。
ただの林の前の残雪。
日々の何もない、生活のような、、
それでも、、暖かくなって、、草花が咲く季節が来る。
この場所も、蝶や虫さん、生き物の楽しむ場所になるだろう、、。
そう、、誰しも、、いい季節が来る
いい季節も来る。
季節のように巡る。
ん、、、?
何撮った?何思った?
好きじゃない人もいるだろう、、
でも、、先人がいっぱい植えて、産業を盛んにしたんだ。
儲からないといって、山をほったらかしたから、
感謝を忘れたから、、季節の病のようなものがあるんだろう。
山に、緑に、ごめんなさいって思って、、
嫌いにならなければ、症状は軽減するだろう。
好き好きって言われていっぱい植えられて、、見捨てられて、、
どんな気持ちだろう、、
緑にも、気持ちがある。
嫌わないであげて欲しい。
切株の~♪
まわりに集う~
仲間た~ち~♬
いろんな緑のお友達が集う
う~~ちゃぶ
道に沿って流れる川
豊かな水に、嬉しくなる。
砂漠の国もあるんだ、、
なんて恵がいっぱいの国だろう。
電柱に、、?
「へんろ道 南無大師遍照金剛
鯖大師 沙門明善」
鯖大師様の札
この道は、、確かにへんろ道
電柱を見ていたら、、ぶひ??
ぶひ ぶひ??
ん???
なんか、、黒いものが3~4
写りました
イノシシさんの親子でした。
(*_*;
こっち来ないでね。
間に、小川があるし、、((+_+))
ガードレールあるし、、、(>_<)
小川の対岸を気にしながら、、そろそろ行く
あっち行け~
お願い(≧▽≦)
きれいな小川の水を見ながら、しばらく待った。
静かになった、、
ぶひ♪は、聞こえなくなった。
怖がりの、セルフ写真
山には、いろんな生き物がいるもんな、、、
水が流れる、、
音も、響きも、、潤いや香り、、
心地いい。
段地になっている。
かつて、何か植えられていたんだろう。
里なのかな。
橋が見えた。
続く。