裏をまわってきて、、先程の残木堂
さぁ、、、お参りしよう。
まだ、、線香は立てられていない。。。
続く。よりです。
7時前の境内。誰もいないお寺を歩き回った。
写真を撮って回った、、。![]()
見るもの全てが素晴らしくて、持って帰りたかった。
、、、、、。
まだまだだな。
目に見えるものに、心が動き過ぎて、その心の内側に
向かっていなかった。
求めるもの、、、建物なのか?
もちろん、見えるものから入って行くのだが、、、
僕は、、、見てばっかり。
形を。。。💦
一番であることに、喜びを感じ、、誰も立てていない常香炉に
はじめに線香を立てた。
昇る煙と香り。
静かな空間に、僕の、つたない読経が小さく鳴った。
本堂、、大師様が大楠の木から彫った、大日如来様
今の御本尊の胎内にありという。
草木もあらゆる生き物も導いてくださる佛木寺の大日如来様。
大師堂、、正面のお堂の後ろに、一段高いお堂がもう一つある。
不動堂は、かつてここ大師堂の場所にあり、元の大師堂で、
移築とのこと。
祈り終えて、いろんな方の顔が思い出された。
亡くなった、、おじいさん おばあさん 父、、
母、姉、親戚の方々、、友人、、
職場で、、介護させてもらったお方
南無大師遍照金剛<m(__)m>
、、、、、参ることができた。
この日、昼から帰らないといけない気持ちに、焦りながらも、
落ち着け、、落ち着けと、、言い聞かせ。ベンチに座った。
「大介うどん」のベンチだった。
観自在寺に参った後、愛南町で食べたなぁ、、
とっても美味しく、お腹いっぱいになったなぁ。![]()
しばらくしたら、中先達さんと、もう一人の方と、二人で
お参りに来られた。
僕は、ベンチで見ていた。。
この方々も、早いな。
この日、沢山回るのかな。車で来たのなら、久万高原を越え、
道後方面に向かうのかな。
僕は、この日、峠越えでおわり、次の札所にも着きそうにない。
僕、、、遅っそいな、、、先に進まないな。
亀さんのお参りだ。
ベンチに再び目を向けると、近辺の大介うどんの地図があった。
写真に残す。
桜さん、、、こんなのでいいのかな。
こんなお参りでいいのかな。
ベンチに座りながら、、横の桜さんに話しかける。
もう少し振り向くと、山門も見えていた。
納経所は、もう間もなく開くだろう。
中先達さんの方々が、前で待っておられた。
7時5分前に、御住職が来られた。
中先達さん方の後に、僕も墨書受印をいただいた。
その後、、、御住職は、本堂、大師堂に向かった。
扉を開きに行かれたのだ。
(>_<)
あ~~~っつ。
僕は、何を慌てていたんだろう。
待てばよかった。
一番に参ることも、いいことかもしれないが、
七時を待って、扉が開いてから、心を静めて参った方が、
そうした方が良かったのではないか?
あ~~~~~っつ。(/ω\)
、、、、、。
もう一度、本堂、大師堂に向かった。
扉の中に丸い鏡が見えた。
手を合わす。
境内が輝きだした気がした。
「絨毯躑躅」?
境内右の斜面に、ツツジがいっぱいになるんだな。
次にここに参ることができたら、、
素敵な花のお寺になっているんだろう。
僕も、協力をお願いした。
時間、予定、、計算ばかりして、この日を始めていた。
僕は、貴重な四国遍路の旅に来ているのだ。
予定通り行きたいのか?計算通りに生きたいのか?
何を求めに来たのか?
四国の巡礼地、、ここが素晴らしいから
来たくても、来たくても、なかなか来れないから、、
求めてきたのに、、
サッサと参って、何も見ずに終えるなら、
とんでもなく、、もったいない。
もう一度問う。
何しに来たのか
何を求めに来たのか
慌てて、走って、通り過ぎて、、
無事に帰って、、
何が残るのか。
下を見たら、、
紅葉の小さな子が、境内の風に揺れていた。
心に大きく残った、朝一番のお参り。
求めて歩く。
大師様は、命がけで求めて、唐に渡った。
天地宇宙の教えを求めて。
朝陽に山門が照らされていた。
素敵な朝の歌が聞こえる。
ヒヨドリさんが出発の見送りをしてくれているようだった。
優しいお寺 佛木寺
静かに教えを説いてくださる。
胸いっぱいの気持で出発(*^_^*)
7時15分、山門を出た。
爽やかな朝の道。
花がいっぱいの道。
少し冷えた朝だが、土筆さんは春を告げていた。
おはよう(^^)/
山越えに備えて、お茶を買った。
自販機の向こうに 昨夜のお宿「とうべや」さんが見える。
おやじさん、身体がしんどい中、ありがとう。
また来たいな、、元気でいて欲しいな。
この日、歯長峠に向かう予定。
道は、崩れている場所もあるが、ネットを調べたら、、
通っている方もいた。
やっぱり、、行こう。
(自己責任です)
へんろみち保存協力会の案内板
ありがとうございます。
左ですね。
うん 左('◇')ゞ
この橋、、三間川の西谷橋を渡って、山へ向かう
注意喚起看板 ありがとうございます。
しっかり足元を見て、気をつけて歩きます。
続く。































