令和4年 4/1(4)一カ山 毘盧舎那院 仏木寺3 | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

裏をまわってきて、、先程の残木堂

さぁ、、、お参りしよう。

まだ、、線香は立てられていない。。。

続く。よりです。

7時前の境内。誰もいないお寺を歩き回った。

写真を撮って回った、、。カメラ

見るもの全てが素晴らしくて、持って帰りたかった。

 

、、、、、。

まだまだだな。

目に見えるものに、心が動き過ぎて、その心の内側に

向かっていなかった。

求めるもの、、、建物なのか?

もちろん、見えるものから入って行くのだが、、、

僕は、、、見てばっかり。

形を。。。💦

 

一番であることに、喜びを感じ、、誰も立てていない常香炉に

はじめに線香を立てた。

昇る煙と香り。

静かな空間に、僕の、つたない読経が小さく鳴った。

 

本堂、、大師様が大楠の木から彫った、大日如来様

今の御本尊の胎内にありという。

草木もあらゆる生き物も導いてくださる佛木寺の大日如来様。

大師堂、、正面のお堂の後ろに、一段高いお堂がもう一つある。

 

不動堂は、かつてここ大師堂の場所にあり、元の大師堂で、

移築とのこと。

 

祈り終えて、いろんな方の顔が思い出された。

亡くなった、、おじいさん おばあさん 父、、

母、姉、親戚の方々、、友人、、

職場で、、介護させてもらったお方

南無大師遍照金剛<m(__)m>

、、、、、参ることができた。

 

この日、昼から帰らないといけない気持ちに、焦りながらも、

落ち着け、、落ち着けと、、言い聞かせ。ベンチに座った。

 

「大介うどん」のベンチだった。

観自在寺に参った後、愛南町で食べたなぁ、、

とっても美味しく、お腹いっぱいになったなぁ。ラーメン

しばらくしたら、中先達さんと、もう一人の方と、二人で

お参りに来られた。

僕は、ベンチで見ていた。。

この方々も、早いな。

この日、沢山回るのかな。車で来たのなら、久万高原を越え、

道後方面に向かうのかな。

僕は、この日、峠越えでおわり、次の札所にも着きそうにない。

僕、、、遅っそいな、、、先に進まないな。

亀さんのお参りだ。

 

ベンチに再び目を向けると、近辺の大介うどんの地図があった。

写真に残す。

桜さん、、、こんなのでいいのかな。

こんなお参りでいいのかな。

ベンチに座りながら、、横の桜さんに話しかける。

もう少し振り向くと、山門も見えていた。

納経所は、もう間もなく開くだろう。

中先達さんの方々が、前で待っておられた。

7時5分前に、御住職が来られた。

中先達さん方の後に、僕も墨書受印をいただいた。

 

その後、、、御住職は、本堂、大師堂に向かった。

扉を開きに行かれたのだ。

(>_<)

あ~~~っつ。

 

僕は、何を慌てていたんだろう。

待てばよかった。

一番に参ることも、いいことかもしれないが、

七時を待って、扉が開いてから、心を静めて参った方が、

そうした方が良かったのではないか?

あ~~~~~っつ。(/ω\)

 

、、、、、。

もう一度、本堂、大師堂に向かった。

扉の中に丸い鏡が見えた。

 

手を合わす。

境内が輝きだした気がした。

「絨毯躑躅」?

境内右の斜面に、ツツジがいっぱいになるんだな。

次にここに参ることができたら、、

素敵な花のお寺になっているんだろう。

僕も、協力をお願いした。

時間、予定、、計算ばかりして、この日を始めていた。

僕は、貴重な四国遍路の旅に来ているのだ。

予定通り行きたいのか?計算通りに生きたいのか?

何を求めに来たのか?

四国の巡礼地、、ここが素晴らしいから

来たくても、来たくても、なかなか来れないから、、

求めてきたのに、、

サッサと参って、何も見ずに終えるなら、

とんでもなく、、もったいない。

 

もう一度問う。

何しに来たのか

何を求めに来たのか

 

慌てて、走って、通り過ぎて、、

無事に帰って、、

何が残るのか。

 

下を見たら、、

紅葉の小さな子が、境内の風に揺れていた。

心に大きく残った、朝一番のお参り。

求めて歩く。

 

大師様は、命がけで求めて、唐に渡った。

天地宇宙の教えを求めて。

 

朝陽に山門が照らされていた。

素敵な朝の歌が聞こえる。

ヒヨドリさんが出発の見送りをしてくれているようだった。

優しいお寺 佛木寺

静かに教えを説いてくださる。

胸いっぱいの気持で出発(*^_^*)

7時15分、山門を出た。

爽やかな朝の道。

花がいっぱいの道。

少し冷えた朝だが、土筆さんは春を告げていた。

おはよう(^^)/

山越えに備えて、お茶を買った。

自販機の向こうに 昨夜のお宿「とうべや」さんが見える。

おやじさん、身体がしんどい中、ありがとう。

また来たいな、、元気でいて欲しいな。

この日、歯長峠に向かう予定。

道は、崩れている場所もあるが、ネットを調べたら、、

通っている方もいた。

やっぱり、、行こう。

(自己責任です)

へんろみち保存協力会の案内板

ありがとうございます。

左ですね。

うん 左('◇')ゞ

この橋、、三間川の西谷橋を渡って、山へ向かう

注意喚起看板 ありがとうございます。

しっかり足元を見て、気をつけて歩きます。

続く。