令和4年 3/30(11)番外霊場 香雲山 満願寺③ | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

境内の大樹

もう少し木の下で休むことにした。

先には進みたい。

でも、ここにも居たい。

やっと、来たのだから。

続く。より。

境内のお地蔵様。

お寺が、優しい雰囲気なのは、優しいまなざしで見ていて

くださるからだろうか。

お地蔵様のお堂の脇

文久時代の子供さんのもの。

ポコッと丸い石、、、ここにもお堂があったのかな?

大きな木もあり、根の張る境内

 

この木は、枯れちゃったんだろう

しっかり根が広がっていた。

大師堂の前の木

根元に、、

鬼瓦さん  かつては、屋根の上にあったのでしょう

二重柿の木を見ていたら、母と同じ年頃の、お寺のご住職の

奥様が、話し掛けに来てくださりました。

愛媛って、俳句の盛んな土地のよう。

僕に、お遍路しながら俳句をしたら?と、言われる奥様も

随分俳句が好きそうだった。

 

二重柿の木の傷みを残念そう話しておられた。

随分手を尽くして治療したと。

樹木医の手にかかっていても、木に体力が無いようだ。

上部の穴から水が入りにくいように、笠もつけられていた。

 

子持ち柿の実の数も、減っているとの事だった。

二重柿の根元から、新しい木が伸び始めていて、

しっかり守られていた。

命が受け継がれていた。

二重柿の木もいいけど、、、と、大師堂の前の桜についても、

話されていた。

柿の木もいいけど、、この桜、、大師桜なのと

桜も見てねと言っていたと思う。

とってもお話好きな奥様。

いや、、僕に合わせてくださっていたのだろう。

子供用のブランコや鉄棒のある境内。

かつては、境内で幼稚園をされていた時代もあったと。

 

奥様は僕に、ブランコに乗るように勧めてくださった、、

90Kg超えて、ある意味100Kgの僕に乗られるブランコが

可哀そうだから、、と言ったら

そうね、、と(;^ω^)

北海道日本ハムの清宮君みたいに、痩せなさい

80Kgになりなさいと言ってくださった。(/ω\)

とってもきれいに掃除を、手入れをされている奥様。

今まで見てきた札所で、どこが良かった?

と聞かれました。

良く考えずに、お寺は通過点で、遍路道にきれいな場所が

いっぱいありました。なんて言ってしまった。

残念そうな顔をされた。

、、、言葉選びに失敗した。

 

本堂脇の建物が、折れた大木の被害で建て替えることに

なった話なども聞いた。

屋根の上にドスンと、、、。

大きな木も、いつかは朽ちる、、。

某札所のお坊様が、亡くなられた奥様の供養に、逆打ちを

され、満願寺に泊まられたことも、話されていた。

後日、大きな石を運んできて、据えたんだと、、

それがこの石碑だと言っておられた。

お寺には、3人の子供さんのために、植えた3種3本の木が

あって、きれいな花を咲かせている。

とっても大切にされているようだ。

お客様が来て、奥様との話は、終わった。

 

明るく楽しい奥様だった。

いろんなお話が聞けて、いつまでも心に残る一ヶ寺となった。

きっと、、また来る

来たいと思った。

いろんな木もどうなったか見たいし、奥様の話も聞きたい。

もちろんお参りに来るのだが、、、。

、、、カボチャかな??

この薬師堂の彫刻も印象に残った。

お寺の前、、後数日で、耕うん機でかき回される

菜の花畑

とってもいいタイミングで来たんだな(*^_^*)

1時間位は過ごさせてもらった。

さぁ、、野井坂へ

もと来た道を、振り返る。

続く。