一度、自分を振り返る。 | お遍路 の記憶

お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

何故 お遍路に行きたくなったのか。

 

幼稚園もまだ行かないような時に、タクシー巡礼に連れて

行ってもらった。

おばあさん達の中に混じってのへんろ旅。

弘法大師も何も知らなかった。

神様と仏様の違いもわからなかった。

僕の記憶、、ただただ、お賽銭を入れることだけが楽しかった。

四回に分けての巡礼で、一周したようだ。

今は亡き、おばあさん。 そして、母、姉もいた。

ただの真似事だった。

「坊や 偉いね」そう言われるのが嬉しかったのかもしれない。

あぁ懐かしい。

 

その後いろいろあった。

 

青年になって迷い、

他宗教に熱心になったこともある。

 

しかし、心の奥底に、四国の思い出が生き続けた。

 

、、、何故 お遍路に 行きたくなったのか?

 

幼い頃と違って、一人で、、今度は歩きたい。そう思った20代後半。

平成13年の春

4月末のことだった。

仕事を辞め、無茶に旅に出た。

行けばどうにかなる、、、

不思議な出会い、仏様の守り、危険なこと、、

いろいろあった。

初めての歩き遍路は、

走り続けた お遍路旅だった。

 

終えた。

また行くことになる。

何故、お遍路に 行きたくなったのか、、、

 

 

平成13年の時は、駅やバス停に寝たこともある。

今は難しいだろう。

最初は半分くらい野宿を、、と、思っていたが、

42カ所中 野宿は11カ所のみになった。

テントは持たず、寝袋のみ持参。

屋根を探しての野宿だった。

 

その時お世話になったお宿は、今では営業されていないところもある。

続く