「光る君へ」で「おかしきことこそめだけれ」と言われた紫式部の物語論 | kurouの歴史メモ

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「光る君へ」第6話では、まひろ(紫式部)は、散楽の直秀らに笑いの種にするための物語を提案しますが・・・

直秀に

「その話のどこが面白い。

散楽を観に来る者たちは笑いたいから辻に集まるんだ。

下々の世界では『おかしきことこそめだたけれ』」

と言われてしましました。


次回のタイトルは「おかしきことこそ」。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「光る君へ」で紫式部『源氏物語』を書き始めるのはまだ先になりそうですが・・・

『源氏物語』~蛍の巻~には光源氏の言葉として、

「日本紀などは、ただ、片そばぞかし。これらにこそ、道々しく、くはしき事はあらめ」

(『日本紀』などは、ほんの一部分にすぎない歴史で、物語にこそ道理にかなった詳しいことが書かれている。)

と語っています。

赤染衛門が作者といわれる『栄花物語』は、「紫式部の物語論」に強く影響されているようです。


📎紫式部の物語論~『源氏物語』~蛍の巻~



次回は
打毬(だきゅう)




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