大人の恋愛話。 | 来た道、行く道。

来た道、行く道。

50年以上生きてきたけど、
まだ20年は生きるかなーと思ってて、
でももしかしたら明日はないかもしれないから
残しておこうかと思った私のこと。
来た道に比べたら、行く道は短い・・

愛情表現ができない母と
子煩悩な父親に愛されてないと思ってたこととで
愛情を求めていた時期がありました。

親からすれば三人姉妹の真ん中で、
「しっかり者」として、放っておいても大丈夫、
と思われていたようです。

でも実は「しっかり者」になるしかなかった。
第一子として一心に注目を集める姉と
末っ子として無条件に可愛い妹の間では
親からの関心をひくという意味でも
しっかり者になり、誉められることで自分の存在感を示すしかなかったからです。

本当は、とても弱く甘えたいのに
それを出せないでいたことに気付いたのは
かなり大人になってからです。

恋愛や結婚の中で、自分が愛されているのかということを確認したい。
誰よりも愛されていたい。
相手にとって唯一の存在でありたい。

そんな風に思ってるわりに、じゃぁ私はどうかと突き詰めると、そこまで相手を思ってるか…
疑問でした。

いくつかの恋愛経験の中で
実は結婚した相手よりも本当に心から愛されていたんだなぁと思える人がいます。

結ばれることはなかったけど
たぶん…一番思われてたよね、という人です。

その人の愛情を感じるから
今も生きれるような気がしてます。

2回目の離婚のあと、何年かな…?
付き合っていた人がいます。

5歳歳上で同じ会社で、バツイチ。
子供はいなくて
傍目には独身貴族にも見える人でした。

私はアパレル会社の本社勤務。
総務部で給料や人事の仕事をしていたので
社内の個人情報も知ることができました。

その人は営業部で百貨店の売り場に販売員として出ている人だったので普段は顔を合わせません。
週に1度朝礼や会議で顔を出すことがあっても
顔を合わせません。

でも私の紹介で、妹が販売員として売り場に入ったことで、話す機会が増えました。

ある時、妹が営業部の人たちとの飲み会に誘ってきました。
軽い気持ちで参加して初めてその人と話しました。

口数が少なく、少し気難しそうで
でもどちらかといえば、イケメンかな。

妹が売り場の人と盛り上がってる横で
別の売り場から来たその人と私は少し浮いている者どうし。

自然と二人で話すようになってました。

携帯はどこの?

私はau

あ、僕も。そしたらメールできるね。
(当時は同じキャリア同士でしか番号でのメールができなかった。)

そう言いながら、自然な流れで電話番号を聞かれました。
あとから思えば、すごく手慣れてる笑笑

その時は、それで解散し
後日またお誘いの連絡がありました。

私はまた同じメンバーで集まるんだと思い込み、何の疑いもなく、行くことにしました。

妹に、行くよね〰️と話すと
え?と言われ、はじめて私だけが誘われたとわかりました。

離婚後、まったく恋愛モードにもなってなかったし、男性から誘われるとか、何年ぶり?

いや、奥手の元夫②に誘われて以来やし笑い泣き

どうしようか。
やめようか。
どんな人なのかもよくわからんし…

でも、ご飯行くだけなら…
ま、いっか。

そんな程度の気持ちで行きました。
これが始まりでした。