身体は、自分自身のかすかな欲求や意思他を、無意識的に運動に変換させ動きや運動を成立させている。自動的に身体を動かす、という無意識的バランス体である。
その身体の持つ能力を妨げるのが、これまた無意識的な緊張。
「背骨の運動」だとしたとき、当たり前のことだが「背骨を動かそう」ということに注意が向く。そうすると、背骨を動かそうとその部位に注意が向くので緊張する。そのとき、トレーナーやコーチ等指導する人から注意を受けると、今度は気持ちが緊張し、背骨のしなやかな動きをつくる目的とは程遠い、ぎこちない動きになる。そんな相互関係を持つのが身体である。
ここが身体に潜む罠です。だから、どんな言葉で身体に指示を出すか、あるいは注意をするかということが、全ての身体運動にとって非常に重要なのです。
HAPPY
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