こちらは東京都千代田区大手町1丁目にある大手町ファーストスクエアというツインタワーですが、
現在はこのイーストタワーの方に本社を置いているNTT 、、、
1990年代後半から台頭した米国のIT企業などに比べますと、先進的なイメージは薄くなっている印象ですよね。
昨今、GAFAなどの巨大企業が世界を牛耳っているという議論を耳にしますが、
”バブル期に時価総額世界一だった企業はNTTですよ。”と言っても、本日の同社の株価からは信じてもらえないかも知れませんねぇ。
では、今回はそんな日本電信電話株式会社の、2020 12 株主通信を見てみましょうか。
[9432] 1月29日 終値 : 2,618 円
同社はNTTドコモをTOB により完全子会社化した訳でありますが、
新料金プラン導入の影響などもあり、モバイル通信収入は減少しています。
また、地域通信セグメントは音声関連収入の減少が続いているようです。
長距離・国際通信セグメントも新型コロナウイルスの影響を受けているようですが、
データ通信セグメントに関しては、海外における減収はあったものの、
公共・社会基盤分野がカバーして堅調のようです。
それらの結果、営業収益は対前年で3,994億円の減収でしたが、
営業利益は対前年で278億円の増益を確保しました。
まあ、株価の方はバブル期につけた高値には遠く及びませんが、
また夢を見れる日が来ることを信じてHOLD です。
(投資はご自身の判断で、お願い致します。)
おわり
(参考になるブログがいっぱい。)