さて、Jim Thompson はご存じのように高級シルクブランドでありりますが、
同社は絹製品以外にも家具の販売や、レストラン経営なども手掛けています。
東京都中央区銀座2丁目にあるJim Thompson's Table THAILAND は同社の直営という訳ではないようですが、店内の内装や椅子などには贅沢にシルクが使用されています。
まあ、高級な絹織物=日本製と申し上げたいところでありますが、今では国内で絹糸から一貫して作り上げられる絹製品は極めて僅かではないでしょうか。
それには様々な理由があると思いますが、ひとつにはブランド化が下手な日本人という点がありそうです。
こうしたワイングラスを見るだけでもテンションが上がっちゃうところが、ブランドビジネスのポイントなんでしょうかねぇ。
では、タイ料理らしい前菜がやってまいりましたので、
Cameron Cocktails をいただきながら、本日はもう少しJim Thompsonについて考えてみましょうか。
Jim Thompson氏は第二次世界大戦中にヨーロッパ戦線に従軍した後、対日本軍作戦のためインドシナに赴任したようですが、日本の敗戦後もタイに残りバンコクにある、このオリエンタルホテルの経営に関わていたそうです。
こちらは春雨と挽肉のスパイシーなサラダでありますが、こうしたタイ料理が世界でも評価を受けるようになるのには、
やはりオリエンタルホテルの存在が大きかったでしょうね。
でも、コロナ禍の影響でこちらに泊まるのも暫くは難しそうですので、
今晩は銀座でもう少し飲んで我慢します。
つづく
(参考になるブログがいっぱい。)