昨日の記事で三井物産の新本社ビルが完成して、”5月には大手町へ引っ越しましたよ”と書いたばかりですが、
同じ総合商社の丸紅株式会社も、竹橋の本社ビルを建て替え中なんです。
こちらが出来上がる迄には、もう少し時間が掛かりそうですが、
同社が東京日本橋タワーで仮住まいするのも、残り少なくなってまいりました。
大企業の本社ビルと申しますと、以前は一般人を寄せ付けない雰囲気の建物が多かったのですが、最近のオフィスビルには商業施設が併設されたりして、一般にも開放される施設が増えましたよね。
新しい三井物産ビルが完成したOtemachi One地区では、フォーシーズンズホテル東京大手町の開業も予定されていますが、丸紅の建築計画の方も良く見ますと、事務所の他に飲食店・美術品展示場と書かれているんです。
こちらもどんな“丸紅ビル”になるのか、今から楽しみですね。
それでは本日は、丸紅株式会社の株主レポート 2020 SUMMER No. 128 を見てみましょうか。
[8002] 6月25日 終値 : 490 円
総合商社と申しますと、鉄や石炭、石油というイメージがありますが、そのような分野の業績はどうしても世界情勢などの外部要因に左右され易いですよね。
そこで、各社ともそういった体質の改善を模索しているようなんですけど、丸紅はその為に買収したGavilon 穀物事業において多額の減損損失を計上してしてしまいました。
2018年度の連結純利益は過去最高でしたが、、、当期は石油・ガス開発事業におきましても減損損失が発生して、
純利益は1,975億円の赤字にになってしまいました。
進行期の配当予想は15円に減額されています。
景気の影響を受けやすいという事を承知の上で、5大商社株につきましては、最低でも100 株はHOLD を続ける方針のnamiyuyu 。。
新型コロナウイルスの流行や
米中貿易摩擦の影響は、
むしろこれから業績に響いて来そうですので、果たしてどうなりますかねぇ。
(投資はご自身の判断で、お願い致します。)
おわり
(参考になるブログがいっぱい。)