おはようございます!
今日は『内的要因』と『外的要因』についての
お話しです。
人はある課題を達成するために行動したときに
その結果が成功だった場合、失敗だった場合、
それぞれにその原因を考えますよね。
ある社会心理学者は成功や失敗を招く原因には、
おもに『能力』『努力』『課題の難易度』『運』
の4つがあるとしていました。
また、行動の結果の原因をその人の性格や能力
などの内的なものに求める『内的要因』と周囲の
状況や他者からの影響などの自分以外に求める
『外的要因』に分けていました。
『能力』は本人がすでに身につけている実力で
あり、内的要因となります。『努力』は本人が
実力にプラスしようと行った勉強や作業であるため、内的要因となります。
一方、他人が決める『課題の難易度』や『偶然』
『たまたま』などと考える『運』は自分で
コントロールできない要因であり、外的要因と
なります。
基準や目標を立てて、その基準や目標に到達
しようとする動機を『達成動機』といいます。
簡単にいうと『やる気』や『モチベーション』の
ことになります。
達成動機の高い人と低い人では成功や失敗の原因
を考えるときに違いがあるそうです。
達成動機の高い人は成功した原因は自分の能力や努力にあると考え、失敗の原因も内的要因に求め、失敗した原因は自分の努力が足りなかっただけだと考えます。
達成動機の低い人は成功の原因を外的要因に求め
るそうです。
成功した原因は課題が簡単であったり、たまたま運がよかっただけだと考えます。
何かに失敗すると自分には能力がないからもう一度試みても成功しないと考え、次の課題に立ち向かうためのやる気が低下してしまいます。
逆に、目標達成のため行動が成功したときは
『自分のおかげだ』と考え、失敗したときは
『もっと努力すれば成功する』と考えれば、
次の目標達成へのやる気は向上するという
ことでした。
考え方や、視点の違いだけで、結果や行動が
変わっていくことがこの様なことからも分かり
ますのでその部分、大切ですね😊