「老い力」佐藤愛子
図書館で借りた本です。
なんと佐藤愛子さんは大正12年生まれ!
この本は、著者が
50代、60代、70代、80代と
書いてきた
「老いと死」についてのエッセイを
年代別に並べて
まとめたものだそうです。
さすがに古いと感じるところもありますが、
猪突猛進なエピソードも
歯に衣着せぬ語り口も
誰かを揶揄するものではないから
読んでいて爽快でした。
今、著者50代の時に書いた
「1章 本当の年寄りになる前に覚悟を決める・毅然と生きたい」を読んでいます。
愛子節を楽しみながら、ゆっくり読んでいこうと思います!
実は、図書館でもう一冊、借りていました。
こちらの作者は26歳。
いろいろな意味で、
最初に紹介した「老い力」とは
対称的な作品でした。
単刀直入でわかりやすい「老い力」
それに対して、こちらは
いかにもXにありそうな
ひねた言い回しの文体に、ふんだんに出てくる業界用語。
何を書きたかったのか?
読者に何を伝えたいのか?
わたしにはサッパリわかりませんでした。
ちっとも面白くないお笑い芸人の
身内受けする芸を見ているような
不快さだけが残る作品でした。
極めて辛辣な評価なので
タイトルや作者は書かずにおきます。
不快な読後感を
どこかに吐露したかったのかもしれません。m(_ _)m
もう、放っておこうと思います。
ε-(´∀`; )