昨晩、「ブギウギ音楽祭」の再放送がありました。
曲目の中に「蘇州夜曲」があったのは、
当然とはいえ、嬉しく思いました。
「蘇州夜曲」に難しい歴史的背景があることは、聞いています。
しかし、朝ドラの中のセリフではありませんが、「音楽に罪はない」!
それはそれ、これはこれ。
「蘇州夜曲」が名曲であることは
これほど↓多くの歌手からカバーされていることでも、わかると思います。
蘇州夜曲の作曲家、服部良一さんも
この曲をとても愛し、
本人の希望で、お葬式にこの曲を流したそうです。
わたしも純粋に音楽として「蘇州夜曲」を愛する1人です。
美しい旋律は
春の夜の
微かに漂ってくる花の甘い香りと
妙に緩い夜風を連想させ
そこはかとない、なまめかしさを覚えます。
曲に乗って、そのままどこかに
流されて行きたくなりませんか?
上記に貼ったように数多あるカバー。
わたしは3つか4つしか聞いていませんが、
その中では小田和正さんがステキだと思いました。
次は、ブギウギ音楽祭とは対照的な
報道番組の紹介です。
パスク・ヒュマーナ
〜平和という奇跡〜
今朝、放送していたのを、
これもまた偶然、見ました。
案内人は濱田岳さん。
以前、「ホテル・ルワンダ」という映画を見たことがありましたが
わたしはルワンダ紛争について
何も知りませんでした。
今も、殆どわかっていないと思います。
ただ・・・
憎しみの種を作り、
全土に蒔き、
学校教育よって根づかせた
宗主国ベルギー🇧🇪の犯した大罪
その結果、生じた
暴力の報復。
凄まじい破壊。
そして、その負の連鎖を断ち切った
ルワンダの人々の勇気
それらを、この番組を通して
チラッと垣間見たに過ぎません。
濱田岳さんはこの番組の内で
何度も涙ぐんでいましたが、
視聴しながら
わたしも目頭が熱くなりました。
いい番組でした。機会があれば見ることをお勧めします。