映画「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」 | 白玉猫のねむねむ日記

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平凡な日々のなかで、ふと、胸をかすめていった思いや、感じたこと、旅行記、本や映画のレビュー、時には、詩やエッセイのようなものを、書いています♪

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ざっくりいうと、

「若く美しい悪女に恋をした、

中年男性の悦楽と苦悩を、

文学的に描いた、恋愛映画」





どの場面も格調高く

陳腐さはありません。



ただ、

監督とレア・セドゥのファンを除き、


この作品は

レア・セドゥ演じる「リジー」を

好きか・嫌いか、

で、評価が分かれる気がします。




リジーが好きなら、

奔放な彼女に翻弄される船長に

感情移入し、


男の悲喜を共感する。



そんな王道の

映画の楽しみ方が出来るでしょう。







でも、リジーが好みのストライクゾーンから外れている場合は・・・





作品の持つ文学性や映像美、上質さを

差し引くと、


監督やレア・セドゥのファンには

申し訳ありませんが、


欧州版「後妻業の女」

・・・驚き汗






だって、リジーのしたことって、

いかに美しく描いても

そういうことでしょうはてなマーク









リジーが船長にお金をせびるシーン。

机に腰掛け、足をぶらぶら・・・


「表情と、しぐさが

たまらなくコケティッシュ♡」

ラブ

なのだそうです。




そういわれても、わたしには理解不能汗


何故なら、わたしにはリジーは

そこまで魅惑的な女性には、見えないから。








船長が雄弁に「自分語り」するのに対し、

リジーは殆ど何も語りません。



「秘すれば花」


という言葉がありますが、

まさにリジーは

その手法で描かれた「花」といえそうです。








 




海、港町、レストラン、

どのシーンも洗練されていて、美しいけれど・・・



3時間に及ぶ長い映画。



見終わって

ほとんど理解できなかった

難解な、長編の翻訳小説を読んだような

気分になりました。




残念ながら

わたしにはダメでしたが、

もちろん、この映画を高く評価している人は大勢います。









以上でレビューは終わります。


ド素人の勝手な感想なので、

その点を踏まえ、

同感できない人は

スルーしてくださいね。