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ざっくりいうと、
「若く美しい悪女に恋をした、
中年男性の悦楽と苦悩を、
文学的に描いた、恋愛映画」
どの場面も格調高く
陳腐さはありません。
ただ、
監督とレア・セドゥのファンを除き、
この作品は
レア・セドゥ演じる「リジー」を
好きか・嫌いか、
で、評価が分かれる気がします。
リジーが好きなら、
奔放な彼女に翻弄される船長に
感情移入し、
男の悲喜を共感する。
そんな王道の
映画の楽しみ方が出来るでしょう。
でも、リジーが好みのストライクゾーンから外れている場合は・・・
作品の持つ文学性や映像美、上質さを
差し引くと、
監督やレア・セドゥのファンには
申し訳ありませんが、
欧州版「後妻業の女」
・・・
だって、リジーのしたことって、
いかに美しく描いても
そういうことでしょう
リジーが船長にお金をせびるシーン。
机に腰掛け、足をぶらぶら・・・
海、港町、レストラン、
どのシーンも洗練されていて、美しいけれど・・・
3時間に及ぶ長い映画。
見終わって
ほとんど理解できなかった
難解な、長編の翻訳小説を読んだような
気分になりました。
残念ながら
わたしにはダメでしたが、
もちろん、この映画を高く評価している人は大勢います。
以上でレビューは終わります。
ド素人の勝手な感想なので、
その点を踏まえ、
同感できない人は
スルーしてくださいね。