私、何度か命の危機を感じたことがあるんです煽り


危機を感じただけで、今はピンピン生きていますがね。


でね、人って「死ぬかもしれない」という事態になると、どうやら普段何気なく考えていることとは違う、自分の本質というか潜在意識の中の自分が出てくるようなのですキョロキョロ


自分でも自分の気持ちにびっくりしたので、参考までに記します。


まず、1回目は中学生の時なのですが…。

(めっちゃ前)


死ぬかもと感じた時に心に浮かんだことは、

「まだ私は何も成し遂げていない」

ということでした。


まだ中学生の私は、日々の生活のこと(部活や勉強や友人のこと等)で頭の中はいっぱいで、

そんなことが思考に出てきたのは初めてでした。


そして、何を成し遂げたいのか必死に考え、


「誰かの役に立てる人になります!

地球環境を守る人になります!

だからどうか神様、助けて下さいびっくりマーク大泣き

と心の中で必死に祈りました。


(当時、環境ホルモン等についてよくニュースで見かけていたので、頭に出てきたと思われます。)


ちなみに、私は宗教は入ってないです。

が、何かあった際に出てきたのは、思いがけない神頼みでした汗うさぎ


そして、無事助かりました。


その後、助かったんだから約束は守らねば!プンプン

と、大学を選ぶ際は地球環境について学べる学部に入り、

環境を問題に関連がある?と思われる会社に就職したのでしたキョロキョロ


職務内容は、最初のうちは環境関連だったものの、その後は関係ないものになりましたがね滝汗

(結局関係無いんかいネガティブ)


普段、ぼーっと生きている人間で、

目立つことも嫌いで「何か成し遂げたい!」等という気持ちはまったく持ち合わせていなかったので、自分でもビックリした思考でした真顔



そして、2回目は…。


子供二人がまだ小さい頃、不正出血があり、婦人科で検査をし、結果を聞くために再診した時でした。


待合室で待っている間に

「何かあったらどーしようショボーン

とふと不安になってしまったのです。


ちょうどドラマ等でそういうのを観た後だったからかもしれません。


「もし何かあったら、私ならどうしたいかなショボーン

とチラッと考えたら、普段と違う思考が出てきました。


それは
「中身のつまった10年が欲しい」
ということでした。

「私にどこか行きたい場所があるとか、
おいしいもの食べたいとかじゃなく、
中身の詰まった10年が欲しい。

私の作ったご飯を毎日こども達に食べてもらう一緒に過ごす10年が欲しい」

と切実に強く思いました。

普段、育児と家事に疲れていて、
何ならご飯なんてもう作りたくないし、
一人で息を抜ける時間が欲しいびっくりマーク無気力

と考えていたのに、

私が本当に欲しい時間は、
子供への食事作りと一緒に過ごす時間なのか、
と自分で驚きましたポーン

そして、検査結果は大丈夫だったので、
疲れた母であることに変化は無いけれども、
「家事育児できることも幸せなんだなぁ泣き笑い
と、心を改めたのでした。

ずっと楽しく頑張れるわけじゃないけどね笑

時々ワンオペ育児に疲れてくると、このことを思い出して、心の栄養剤代わりにしていました。

でも、しんどい時はしんどいけどね…真顔


そして3回目は…。

まだあるんかいって思われるかもしれませんが、これで今のところ最後です滝汗

3回目は、私に大きな病気の疑いがかかった時でした。

お医者さんに「悪性の可能性がある」と説明された時、
「そうか、だから体調が悪かったのか」
とストンと心に落ちましたキョロキョロ

(更に検査を進めたところ、結局悪性ではなかったのですが。)

悪性かもと言われた時は、先生の話の後、待合室の椅子に座った途端にネットで病気の情報を集め、
その病気なら命は短い可能性が高いことが分かり、心に浮かんだことは

「こども達の心に種を植えねばショボーン
ということでした。

本当は、子供が小さいうちは私が身の回りの世話をしたり、ご飯を作ったり、成長に応じていろんなことを教えていきたい。

けれどもそれが無理ならば、こども達の中に、ずっと育つ種を植えなくてはならない。

私がいなくなっても、
こども達が自分で正しい情報を取りに行けるように、
間違えた道に進まないように、
こども達が最低限の家事の仕方を知り、今後自分達で生きていく力をつけるために、

こども達の心に種を植えねばならない、と。

子供はまだ小さいから、
私がいなくなる時までに家事やらをマスターさせて自立してもらうことは無理だけれど、

心の内側に種をしっかりまいておき、
私がいなくなってからも種が育ち、
しっかり木となり花を咲かせることがでできるようになってほしいびっくりマーク

これが私の願いでした。

それから、自分が知っていることで大切だと思うことを伝えたり、
ご飯を作る時は簡単なものを手伝ってもらったり、
お味噌汁や簡単なご飯の作り方、味付けの仕方等を伝えるよう心掛けました。

元々、何にでも好奇心旺盛な我が家の息子は調理等も興味があり、
普段から「やりたい!ニコニコ」という気持ちは持っていましたが、
幼い子供に手伝ってもらうと余計に時間がかかるため、
たま~にしか一緒にしていませんでしたおにぎり


それを反省し、なるべく一緒に家事をする時間を取ろうと心掛けましたニコニコ

強引にではなく、
「○○作るけど、一緒にやりたい?」
「やりたいびっくりマーク
みたいな感じで、簡単なものを切ったり、味付けしたりを一緒にしました。

結果が出るまでなかなか長く濃い時間をすごしたので、毎日必死でした真顔



そして、悪性じゃないと分かった時は
「命を頂いた」と感じました。
「無駄にしてはならない」と。

今ではまた元に戻り、ノホホンと暮らしていますが。

けれど、大切なことは伝えたり、一緒に過ごす時間は大切にしているつもり…です。


…とまぁ、こんな感じです真顔

自分の命が尽きるかも、というときに感じること。

「死ぬまでに行きたいところ」
とか
「死ぬまでに食べたいもの」
とか一般的に聞きますが、
私の場合は、そういうのは一切出てきませんでした。

何も要らない、と思いました。

私がいなくなってから子供が大丈夫なように何とか!!
って、子供のことばっかりでした泣き笑い

こんなキラキラ素敵マザーじゃない私でもそう思うんだから、子供の存在ってすごいですよねニコニコ飛び出すハート

母親は子供を支えているつもりだけれど、
きっと子供にも支えてもらっているんだなぁ
と感じました花

夫に対しては
「子供を頼みたいけど不安だなぁ、私がいなくなったら無理しすぎて体調崩したりしないかなぁ」
と心配には思いましたが、子供ほど熱く考えませんでしたとさ笑い泣き


やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木やしの木


これはただの私の体験談なので、
これが正解って訳では全く無いし、
その時に何を感じるかは、みんなそれぞれだと思うのです。

本当に欲しいもの、
やりたいことに気付くこともあるかもしれないし、
行きたいところがあるかもしれない。

普段の思考とは全く違うものが心の内側から出てくるので、本当の自分に気付くことができたりして。

その自分も自分なんだな、と大切にしながら、
日々を大事に過ごしたいなと思いますにっこり