断食ダイエッターのアマオトです。
今回は、前回からの続きで、トランス脂肪酸についてです。
トランス脂肪酸とは言うけど、いったい何者なのかと疑問に持たれている方も多いと思います。
トランスとは、「反対側」「超えて」「変えて」と言う意味合いがあるそうです。
少し難しい話ですが、脂肪酸はかなり長い構造式をしています。C(炭素)にH(水素)が付加された構造が続き、所々で穴が開いています。
上の図では、穴が開いていないものが飽和脂肪酸。あるポイント(ここがミソですが)に二重結合と言ってHが付いていない部分があるのが不飽和脂肪酸と言います。
上の不飽和脂肪酸はHが同じ方向にありますね。これはシス型と言います。
さて、トランス脂肪酸とは、このHの位置が反対側にあるもの、互い違いになっているものを指します。
こんな感じですね。
段々と頭が痛くなって来たでしょうか?
ここで、少し質問です
通常、皆さんが目にしている油、サラダ油やオリーブオイルなどは常温ではどの様になっていますか?
勿論、液体ですね。
通常、植物性の油と言うのは常温では液体であり、構造としては上記のシス型をしています。
なんと、これを、固体にすることが出来るんです。
いやいや、冷やすのではなくてね(笑)
その方法とは、水素を無理やり付加させます。
すると、シス型のHが反転し、Hがトランス型となります。
トランスすることで、構造が安定するため、固体でいられるようになるという訳です。
なぜ固体にするのかは、固体にすることで、酸化しにくくなり、保存が楽になるためです。コストパフォーマンスもいいんですかね?
さて、質問です。
その油って何でしょう?
思い浮かびますか?
そうですね。
給食ではお馴染みで、動物性油よりも植物性の方が健康的だから、植物性の油を取りなさいとも言われて来ましたね。
答えはマーガリンです!
皆さんは何気なく食べてましたし、食べさせられて来ましたね。お子さんにも食べさせていますし、給食でも当たり前の様に出ていますね。
しかも、体にいいからと言う、嘘の元で。
マーガリンはもともとは液体である植物油脂をいくつか混ぜ合わせ、水素を付加されて無理やり固体にしているものです。さらには香料、乳化剤、糖質など様々なものを添加させてあります。
機会があれば成分表示を見てみて下さい。
自分も昔は良く食べました。
その方が健康的だと盲信的にもなっていました。
前回にも述べましたが、日本とはそう言う国なのです。基本的には利益や利権が元で市場やメディアが動きます。皆さんの健康のことなんて考えてはいませんよ。
ちなみに、トランス脂肪酸が入っているものはマーガリンだけではありません。
その他、色々な物にも含まれていますよ?
コンビニ弁当やスーパーの惣菜、スナック菓子、スイーツ、ファーストフード、ファミレスのメニュー、冷凍物などなど、挙げだしたら枚挙に暇がありません。
そもそも表示義務がないので、どの程度含まれているのかもわかりませんしね。ここがかなり怖いです。
ショートニングというのも一緒です。トランス脂肪酸の塊です。
所謂揚げ物に使われていますね。クッキーサクサクにするのやドーナツを揚げたりするのに使われますね。
これも、店屋物では表示もされないし、調理過程での話なら使用した油の種類を表示する義務もありません。すなわち、使われててもわからないです。
つまりは、国は売る気満々なので、自分達で気をつけて行く必要があると言うことです。
まずは上記のものだけでも避ける努力は必要ですね。一番手っ取り早いのは、楽せず自分で作ればいいんです。
まさしく、楽あれば苦ありですよ。
アマオトでした。

