２７日午後６時より、大宮のソニックホールにおいて、上田清司埼玉県知事の県政１０年を検証する大会が開催され、党派を越えて４０年以上の友人であり、上田知事の県政運営の手腕を高く評価する者として出席しました。
検証大会は、上田知事が、(1)安全・安心、(2)元気な埼玉経済、(3)環境・エネルギー、(4)教育こそ最強の成長戦略、(5)女性の力が日本と埼玉を変える！、(6)炎の行政改革の各テーマごとにグラフや写真をスクリーンに投影しながら実績を語り、評論家の森田実氏、松本埼玉大学経済学部教授、選挙プランナーの三浦博史氏、川上明治学院大学教授・副学長の４人がコメントや質問などをして行く設定で進められました。
「安全・安心」では、犯罪件数などが飛躍的に減少したことや小児医療センター・がんセンターなどが充実したことなど。
「元気な埼玉経済」では、全国トップレベルの中小企業融資や日本一の企業本社の転入超過、農業産出額の伸びなど。
「環境・エネルギー」では、みどりや川の再生、全国２位の太陽光発電設置基数、エコタウンプロジェクトを進めていること。
「教育」では、グローバル人材基金の創設や公立学校で基礎学力・基礎体力・規律ある態度の３つの目標が達成しつつあること、生活保護家庭の子供の学習支援など。
「女性の力」では、生産年齢人口の減少をグラフで示し、女性の労働力率と政府債務残高が呼応していることを指摘して埼玉版ウーマノミクスプロジェクトを推進していくことなど。
「炎の行政改革」では、全国初で県庁ＯＢの天下りを廃止したことや県の外郭団体のスーパーアリーナ・浦和競馬組合・埼玉高速鉄道の赤字を一掃したこと。日本一コンパクトな埼玉県庁として職員数は減らしたが、役人(納税者のお役に立つ人)は増やしたなど。
２時間の予定時間があっという間に過ぎてしまい、コメンターも非を語ることが出来ないほどでした。
埼玉県知事は来年が任期となり、上田知事は出馬するのか明らかにしていませんが、引き続き手腕を発揮して欲しいと思うのは私ばかりではないと考えます。