8日夕刻より、浦和コミュニティセンターホールにおいて、日本維新の会埼玉県総支部の主催による「時局講演会」を開催しました。
第一部に講師として登壇された上田清司埼玉県知事は、「時代を読む力」と題して、「①高齢化・少子化による労働力の減少と経済の沈滞に対応した女性力の活用。②グローバル化した世界経済の中での競争を考える。③民主主義の罠に陥いり、選挙の受け狙いでお金を出す話ばかりの政治からの転換。④政治も行政も媚を売らずに自制心を持って財政の健全化に取り組む必要。」
などについてグラフなどを示しながら説明され、埼玉高速鉄道や埼玉スーパーアリーナなどの赤字施設も民間経営経験者の登用などで黒字化したこと、犯罪の発生率も減少させたことなど、実績に基づいて講演されました。
第二部は経済実務家としても著名な藤巻健史参議院議員より「日本経済の行方」と題しての講演で、インフレ誘導策による円安・株高の説明と危険性、日本経済の低迷は円高に起因しており円安が行き過ぎても、一時的な混乱を生むとしても長期的には日本経済にはプラスなどとの持論も展開されました。
ご多用な中を多くの皆様にご来場を賜り誠にありがとうございました。