5日午後3時より
創新党を結成し活動する山田宏氏、中田宏氏の講演会が渋谷で開催され、一般の聴講もOKとのことなので、久々に彼らの現在のホットな考えを聞きたいと思い参加しました。
山田氏は、京都大学から松下政経塾を経て、1985年、新自由クラブから都議会に立候補、当選(松原仁拉致担当大臣、下村博文自民党衆議院議員等は落選)して政界入りしました。
並木正芳は、1979年、新自由クラブから所沢市議に当選、山田氏とは、その頃からの知己です。
その後、日本新党の結党に参画、衆議院議員を1期、杉並区長を3期務め、現在は、日本創新党党首、橋本徹市長の大阪市の特別顧問などを務めています。
中田宏氏は、青山学院大学から松下政経塾、細川護煕・小池百合子秘書などを経て、日本新党から政界入り、日本新党解党後は、新進党から立候補して再選しました。
新進党から国政入りした並木正芳とは、国会同期生です。
3期目は、無所属の会ながら民主党の支援で当選、にもかかわらず首班指名で自民党の小泉純一郎氏に投票し除名されました。その後、横浜市長を2期途中で退任し、現在、創新党代表幹事、大阪市特別顧問などを務めています。
共に保守改革派として一貫して活動しており、並木正芳とも共通しています。
山田氏は、野田総理と松下政経塾同期の関係で親しく、今後野田カラーを強く打ち出していくことで、民主党は瓦解し政界再編が起き、6月には総選挙となる。そうで無くて、野田カラーが出せなければ、日本は傾いていくばかりだと語り、安倍元総理、たちあがれ日本の平沼氏らとの連携をにらんで、日本国家の自立、教育改革、経済成長を進めたいと述べていました。
中田氏は大阪市特別顧問として、大阪府より予算が大きく、財政に恵まれてきた大阪市が、それ故に豊満行政と言える職員数等になったことなどを指摘、橋本市長の考え方や政治手法の巧みさなども披歴、方向性では一致できるが、今後の推移を着目して行きたいなどと語っていました。
政局にも敏感な彼らの講演を聞き、日本の政治がいよいよ動きつつあること、動かなければ日本が立ち行かなくなると、私が主張してき来たことが現実になると心強く感じました。
講演後は、少しの時間でしたが、しばらくぶりに旧交を温めました。
