オマーン建国記念パーティーに行ってきました。 | 並木正芳オフィシャルブログ Powered by Ameba

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11月18日は、オマーン国の41回目の建国の日。

オマーンが加盟するアラブ連盟の行事での交流や加盟国大使夫人たちが行っているチャリティバザーに協力したなどのご縁で、21日の夕刻、都内のホテルで開催された建国記念パーティに大使ご夫妻からお招きを賜り行って参りました。

今はバッチをはずしている私共にもご招待という、信義と友情を尊重するお国柄が伺われ、とても嬉しく光栄でした。



入口で、ハリッド・ビン・ハシル・ビン・モハメッド・アル・ムスラヒ大使閣下(失礼ながらとても長い名前ですね)とアビール・アイシャ大使夫人のお出迎えを受けて会場に入ると、中央にカブース国王の肖像とオマーン・日本の国旗が飾られ、多くの招待客で宴たけなわでした。


並木 正芳のブログ-大使と

オマーン料理がふんだんにふるまわれましたが、正直、私自身もあまり良く知らなかったのですが、野菜のカレーやスパイスを使ったインド料理風のものやケバブなど鶏肉やラム肉を焼いたものが多く、堪能させていただきました。カフワと呼ばれる濃いアラビアコーヒーもとてもおいしかったです。

私が環境政務官や内閣府政務官としてお仕えした福田康夫元総理をはじめ、衛藤征士郎衆議院副議長、山口那津男公明党代表、大野元裕参議院議員、尾身幸次元財務大臣など旧知の皆さんも出席されておられ、しばらくぶりに懇談も致しました。
オマーンについては、最近でこそサッカーの国際大会や石油の輸入国として知られて来ましたが、まだまだ馴染みの無い国名かも知れません。



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でも、『アラビアンナイト』に登場する船乗りシンドバッドが船出した港と言えば、思い出す人も居られるかも。この港は、オマーンの首都マスカットから南東200kmのところに位置する港町スールと言われています。

ここスールは、アラビア半島からインド洋、南アジアに続く「海のシルクロード」の出発点となっています。また、オマーンはペルシャ湾の入口に位置しており、日本のタンカーが行き来するホルムズ海峡は、オマーンの領海で、日本にとってもたいへん重要な国です。

カブース国王が、「日本人の高い勤労意欲を見習うべき」と国民に呼びかけるほど親日的な国でもあり、私も、今後とも友好に努めて行きたいと思います。

ちなみに、渋谷区広尾にあるオマーン国大使館は、正面に国章とアラベスクのアーチ型飾りガラスの窓などのアラベスクで満ちた、とても個性的で大きく素敵な建物ですよ。