ウチのような、福祉団体では、損得勘定だけでは、
動けないことがある。
事業としては、どう考えても、黒字にはならないけど、
人々が本当に必要としているサービス。
ウチで言うと、例えば、親なき後の重度障害者のグループホーム。
本当に受け皿がないんだよ。
実際、ほぼ空きはゼロなんだ。
これじゃ、障害を持つ子供を持った親は死ぬに死ねない。
今回、ウチはこれにチャレンジします。
既に幹部職員には伝えてますが、
決定事項です。
必ず、やります。
ただ、言っておくけど漫然と赤字にはしないよ。
必ず、持続可能な、収益をあげる。
数千万円単位の莫大な、設備投資になるけど、
コツコツためてきた、法人の内部留保で、
全額、キャッシュ。無借金で造ります。
この一年、このために、資金繰りをよくするため、
僕の役員報酬も決算書では落としたことになってるけど、実際は
ほとんど、そのままプールしてきた。
おかげで、法人の現金(手元流動性)だけでも、一億は軽く超えてる。
数千万円の投資をしても、資金繰りは充分余裕です。
前にも言った事があるけど、
人々が本当に必要なサービスを提供すれば、世間は必ず、金を出す。
必要なことは、本当に必要なことを、徹底的にやりきること。
そして、
一時的に赤字を出しても、中長期的には必ず、黒字にします。
そして、ノウハウを蓄積したら、一気にまた、施設を増やします。
今までだって、ずっと、それで勝ち続けてきた。
今回も僕は絶対に失敗はしないよ。
執念深いんだ。勝つまでは。
繰り返しになるけど、
人々にとって、本当に必要なものやサービスには、必ず、後からお金はついてくる。
目先の金は追いません。
来週、波の家グループホーム第一号。 契約です。