調査日誌199日目 -浪江町の木炭商⑥ 小丸のトロッコの軌道の写真- | 『大字誌 浪江町○○』調査日誌

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旧「『大字誌浪江町権現堂』編さん室、調査日誌」のブログ。2021年3月12日より『大字誌 浪江町権現堂』(仮)を刊行すべく活動をはじめました。2023年11月1日より町域全体の調査・研究のため新装オープン。

2024年5月18日。

 

ここのところ浪江の木炭商について見ていますが、鈴木仁根さんより4枚のお写真を提供頂きました🤩

 

いずれも貴重なお写真でして、ご許可を頂き、こちらのブログで紹介しつつ、それぞれ検証してみたいと思います。なお、もともとの写真を撮影(所蔵)していたのは、『浪江町史』(浪江町教育委員会、1974年)刊行段階で、教育委員会に務めており、町史編さんの事務局も務めた斉藤総一氏です。鈴木実氏による『川添物語』(北国詩の会、1983年)に写真提供しています。

 

本日は最終回の4枚目。

かなり長い橋梁にはトロッコとともに多くの人が写されています。真ん中の橋脚は自然の岩に割石を練積みした構造物を設置して、橋梁を支えているのでしょうか。この写真の場所が特定できないのですが、小丸地区であることは間違いないと思われます。

 

関東森林管理局のホームページに見える第27号橋(回顧橋。大字小丸字手倉)の写真に似ていますが、判断できず。あと、大字小丸字手倉ってどこでしょうか?? 県道253号落合浪江線沿いに「手倉橋」はありますが。。。

 

関東森林管理局のホームページにこの写真が掲載されていて、「写真は、葛尾村郷土文化保存伝承館所蔵」と記されています。