調査日誌198日目 -浪江町の木炭商⑤ 川添のトロッコの軌道の写真- | 『大字誌 浪江町○○』調査日誌

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旧「『大字誌浪江町権現堂』編さん室、調査日誌」のブログ。2021年3月12日より『大字誌 浪江町権現堂』(仮)を刊行すべく活動をはじめました。2023年11月1日より町域全体の調査・研究のため新装オープン。

2024年5月17日。

 

ここのところ浪江の木炭商について見ていますが、鈴木仁根さんより4枚のお写真を提供頂きました🤩

 

いずれも貴重なお写真でして、ご許可を頂き、こちらのブログで紹介しつつ、それぞれ検証してみたいと思います。なお、もともとの写真を撮影(所蔵)していたのは、『浪江町史』(浪江町教育委員会、1974年)刊行段階で、教育委員会に務めており、町史編さんの事務局も務めた斉藤総一氏です。鈴木実氏による『川添物語』(北国詩の会、1983年)に写真提供しています。

 

本日は3枚目。

場所は大字川添字高塚(上高塚・下高塚)。真ん中に走るのはトロッコの軌道で西から東を見ている画像です。きれいな石積みの上に軌道が走っていて、その下には農業用水が流れています。農業用水の真ん中が堰になっているようです。用水の横に畝が築かれていて、隣は田になっています。

 

軌道の先には手前の森と奥の森が確認できます。奥の森は正西寺でしょうか。このあたりの軌道跡はぜひ歩いてみたいところです🤩