無意識的な学び〜小脳とワーキングメモリ | 大阪 全国【赤ちゃんのようなしなやかな心身を取り戻そう】(旧 和のウォーキング整体)

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正しさではなく、ご自身にあった「ちょうどよさ」を探る
「違いの分かる」脳・神経を発達させてみませんか?
赤ちゃんの運動発達をたどる「体の声を聴く」動きのレッスン。

慢性の心身の不調・自律神経の悩み・発達の凸凹やグレーゾーン・動きの質を向上

杉本康紀です

 

 

こちらを読みました。

 

結果:大脳皮質にまで及ぶ小脳病変を有する参加者のパフォーマンスは、実行機能テストでは HC と同様でしたが、ワーキング メモリ インデックスでは著しく損なわれていました。

 

感情処理タスクでは、1 つの例外である感情表現テスト (FEEST) に違いは見られませんでした。

 

小脳病変が大きい (>15%) が、大脳皮質の病変が最小 (<15%) である参加者のサブグループを調べました。参加者のこのサブグループは、ワーキング メモリ インデックスと FEEST で HC と同様のパフォーマンスを示しました。

 

 

 

結論:小脳皮質は、示唆されているように、成人の実行機能または感情刺激の処理にとって重要ではない可能性があることを示唆しています。代わりに、小脳には、EE(感情)処理が必要な場合の運動要件の計算によって特徴付けられる補助的な役割があることがわかります。

 

 

成人の実行機能と感情処理における小脳の役割に関する新しい洞察(2020/12/23公開)

 

 

 

 

 

実験グループの子供は、健康なコントロールよりも計画が悪く、注意が分かれていました。さらに、小脳病変のある子供は、自閉症スペクトラム障害で観察されるものと同様のいくつかの行動、すなわち社会的関係の困難、感情の自己調節、注意、行動の硬直性が著しく高いという特徴がありました。小児における実行機能の調節における小脳の関与(2022/10/6)

 

 

 

小脳の最新の部分とその前頭前皮質との接続の発達は、予測と制御の暗黙のメカニズムを備えた行動の実行において、小脳が容赦なく果たす重要な役割に結びついています。子どもの実行機能と小脳の発達(2013/6/9)

 

より深く学びたい方はこちらが詳しいです

小脳には、脳の残りのすべての領域を合わせたよりも多くのニューロンが見られ、これらの細胞の配置により、小脳の活動を非常に迅速にする回路が可能になります。安静時または運動時に身体の正常な位置を維持するための平衡の維持と筋緊張の調節が含まれます。熟練した動きを調整するための運動神経と姿勢の調整に関係しています。(2009)

 

筋肉の緊張、移動、姿勢、およびその他のステレオタイプの動きに関連しています。

固定観念にとらわれない熟練した学習活動の制御に関係。(1992)

 

ヒトでは、妊娠 24 週から 40 週の間に、小脳が驚くべき速度で成長します(2009)。この期間中、3-D 体積超音波で評価すると、小脳領域の体積は 5 倍に増加します(2005)。

 

小脳は、モーターと非モーターの両方の性質の入力信号の分解と最適化に特化したフィードフォワード情報処理システムです。小脳は、大部分の脳よりもはるかに高い速度で強い加齢に伴う萎縮を示します。小脳は、十分な情報入力が提供される場合、老化に関連する変化に対抗し、そのパフォーマンスを維持するための新しい神経足場を作成します(2021)。 science direct 小脳

 

 

 

 

最新の情報をみると

小脳皮質は、示唆されているように、成人の実行機能または感情刺激の処理にとって重要ではない可能性があることを示唆

代わりに、小脳には、EE(感情)処理が必要な場合の運動要件の計算によって特徴付けられる補助的な役割がある

 

 

と言ったように、関与の仕方がより詳しくわかってきたということですね。

 

 

自分はこれを読んで、希望を感じました。

小脳機能が低下しているからダメなのではなく。

 

 

 

 

処理が大変なだけなのだと

 

 

 

 

 

 

ワーキングメモリに関してはこちらに理論モデルが提唱されているとあります

Baddeleyのモデル

実行機能は中央実行系 (central executive) と名付けられている

中央実行系は、

という3つの記憶貯蔵庫を制御し、注意の焦点化と分割、スイッチング、長期記憶の活性化を行い、目標志向的行動を支えているとされる

 

 

MiyakeとFriedmanのモデル

実行機能が以下の3つの要素から構成されているとした。

 

ワーキングメモリー容量の高い個人は、注意制御・実行機能に優れており、課題目標の維持や競合解決においてワーキングメモリー容量の低い個人よりも高い成績を示す。

 

高容量群は、ストループ課題において色あるいは文字からの干渉(ストループ効果)が低容量群よりも少なく[12]、また刺激出現位置とは反対方向に眼球運動せねばならないアンチ・サッカード課題 (antisaccade task) でも低容量群より成績が良い[13]。自動的な注意補足に抗って反対方向に眼球運動するという、能動的な制御機能に個人差が存在し、それがワーキングメモリー容量と相関する事が示唆される。

 

実行機能は注意欠陥・多動性障害との関連が指摘されている[14]。しかしながら、実行機能の弱さは注意欠陥・多動性障害の必要条件でも十分条件でもなく、ある程度の関連性が認められるに過ぎない[15]

 

自己制御セルフコントロール)が上手く行えない児童は、上手く行える児童に比べ、30年後の健康状態が悪く、所得が少なく、また犯罪を行う傾向が高くなるという知見が示されるに至り[20]

 

 

 

さて、一般的にはワーキングメモリは

作業机の広さという説明がされています

 

作業机が小さいと

整理がしにくいし、同時に扱える情報量に限りがあるよね

という感じですね。

 

※多くの方が、情報をこぼしている(カットしている)とも言えます。

 

 

ですが、整理できないというわけではないのです。

そして、ほとんどの方は病変を持っているわけではありません。

発達のプロセスで、小脳の発育に不利があった方がいるかもしれませんが

脳は「使えば育ちます」

 

教員の先生の中には「あの子はこんなだから」という雰囲気を出す方もいます。

ですが、誰にも可能性の限界を決めることはできません

(無責任に希望で釣ることもしてはいけないと思いますが)

 

 

 

うちでのレッスンでは

「違いに気づく」

「盲点に光を当てる」

ことを大事に

脳の勝手にやってくれる学びを頼りにしています。

 

 

 

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いいことがたくさんありましたよ!

 

 

 

 

 

 

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