人間の身体の仕組みを利用して、
食べても太らない体質になる時間栄養学は、
2017年には体内時計に関する研究がノーベル賞生理学・医学賞を受賞するなど、
近年注目されている体のメカニズムです。
簡単で、今すぐできることなのでまずはトライしてみてください!
生活するうえでできないことは、臨機応変に調節してみてください!
【時間栄養学とは】
1日が24時間のサイクルを持つように、
人間の体内にも時計のような仕組みが存在し1日の体のリズムを作っています。
これが「体内時計」です。
体内時計は脳にある「親時計」が正しい時間を刻み、
心臓や肝臓、胃、腸、骨などあらゆる臓器の細胞にある「子時計」を統括しています。
体内時計は目覚めや睡眠、体温、ホルモン、消化・吸収など様々なコントロールをしていて、
時間栄養学は服薬方法などにも利用されてます。
【朝食から夕食までが12時間で収まっていれば、
体は持って生まれたリズムで動いていると考えられます。】
生体リズムが乱れて代謝がスムーズでない人の場合、12時間以内を意識して実践するだけで減量につながることもあります。
また、夜遅い時間の夜食は摂取したエネルギーが使用されず、
脂肪として蓄積されやすくなるため、夕食は就寝の2~3時間前に軽めにとるというのがおすすめです。
【朝:昼:夜の食事でエネルギーの量の理想的な配分費は、3:3:4。】
夕食がどうしても21時以降になってしまうというような場合には、
17~18時ごろに軽い食事をとることで、昼からの長い血糖低下を防ぐとともに、夜食を多く摂取してしまうことによる肥満も予防できます。
人間の体内時計は24時間よりも若干長いとされています。
放っておくと少しずつ後ろにずれていき体に悪影響を及ぼすため、
1日ごと体内時計をリセットしましょう。
鍵は「光」と「朝食」です! まずは、朝起きたらカーテンをあけて朝日を浴びましょう。
目から入った朝の光が脳にある親時計をリセットします。
そして【朝日を浴びて1時間以内に
朝食を食べることで消化器系の子時計がリセットされます】
このように朝食は、正しい生活リズムのもとになるとともに
昼の活動のエネルギー源として使われるため、
夜に比べて脂肪として蓄えられることも少ないということがわかっています。
【メニューは炭水化物に加え、タンパク質の摂取を意識してください。】
「時間栄養学」の進歩で、食べる時刻はもちろんのこと、
食べる順序や速度が健康に大きな影響を持つことがわかってきました。
血糖値が急に増えると、すぐにインスリンが分泌され、血糖を脂肪に変えてしまいます。
また、インスリンが急激に上がると、しだいに膵臓の機能を弱めて、長い間に糖尿病の原因ともなります。 これを防ぐために大変有効な方法が、
【野菜などをご飯よりも先に食べること
食事の際、一口30回かむなどゆっくり食べることは、インスリン分泌を抑える上でも有効です】
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