108日月曜日。晴れ。

ちなみに、今日はクロアチア独立記念日の祝日。


今日は、フヴァル島から移動する。

9:15発のフェリーに乗って、約1時間、スプリットへ。


スプリットの港で、今後5日間、お世話になる、ドライバーのイヴァンと合流。ロードトリップに出発!


イヴァンは、トリップアドバイザーのフォーラム欄で見つけた人で、「バルカン半島でのドライバー」のトピックで、45件ぐらいコメント全部が、イヴァン絶賛!という感じだった。本人に話を聞くと、前は旅行会社で働いてたけど、今は独立して、ほぼ口コミで仕事を取ってるらしい。トリップアドバイザーの評判、恐るべし!


次の目的地は、モスタル。


途中で、「赤い湖と青い湖があるんだけど、見ていく?」というイヴァンの提案で、少し寄り道。遠くから見たら、山にすっぽり穴が開いてるみたい。

クロアチアのイモツキというところにある、2つの湖で、シンクホールといって、洞窟の屋根が抜けて、下まで空洞になったもの。上から底まで、245mあるらしい。赤いのは、岩に含まれる鉄分のため。




こっちが青い湖。

大きすぎて、全景が撮れない。。。


雄大な自然を見た後は、国境を超えて、ボスニア・ヘルツェゴヴィナへ。


目指すは、モスタル。スプリットから2時間強で到着。


モスタルとは、ボスニア語で、「橋の守り人」という意味で、街の真ん中を流れる川にスターリ・モストという橋がかかっている。






塔の上、橋の真上から。


昔、交通の要所として栄えたところで、オスマントルコ時代の雰囲気が漂う。



川の西側がクロアチア人(カトリック)、東側はムスリム人と住み分けられている。


東側にあるイスラム教のモスク。





川の向こうには、十字架のついた、カトリック教会。



朽ち果てた建物の壁には、1990年代のユーゴ紛争時の銃弾の跡が見える。




モスタルを流れている川に沿って上流へ、サラエヴォへ向かう。

山の谷間に道路が走っていて、山肌の樹々がほんのり紅葉し始めていて、美しい。


ただ、ほとんどが片道1車線で、前に遅い車があると、反対車線を使って追い越すんだけど、私、これがどうも衝突しそうで怖くて、遅いトラックの後ろにつくと、いつもハラハラする。イヴァンは、危なげなくすいすい追い抜いていくんだけど。

やっと、整備された高速道路に出た時は、ほっと一息ついた。


モスタルから、2時間半ほどで、サラエヴォに到着。


寒っ!

夜の気温は13℃。日中は24℃だったのに。


さすが、内陸の谷間にある都市だけあって、冬の訪れも早いみたい。


ホテルにチェックインして、ちょっと休憩したら、ディナーへ出かける。


小さな家庭料理屋さんには、もうストーブに火が灯っていた。


注文したのは、鶏肉のパプリカ煮。モンテネグロの赤ワインと一緒に。


ワインとスパイスが効いて、食べ終わる頃には、体がぽかぽかに。寒い地方には、体があったまる料理があるね。

今日もお腹いっぱい。

107日日曜日。晴れ。


朝、目覚ましが鳴って、次に聞こえたのは、ゴロゴロという低い雷の音。

その瞬間、「ああ、今日も洞窟行けない。。。」とがっかりして始まった、日曜日の朝。

風はあるけど、日は出てるし、雨も降ってないし、一縷の望みをかけて、コンシェルジュに確認してみたら、案の定、今日の「青と緑の洞窟ツアー」は中止。。。

予想はしてたけど、残念。

ただツアーが決行されたら、10:15にボートで沖に出て(波が高くてボートが揺れてゲロゲロかも)、ヴィス島周辺にある青と緑の洞窟回って、島でランチして、(肌寒いのに)そこで泳いで、夕方6時にフヴァルに戻って来る8時間のハードコース。まだ時差ぼけも完全に治ってないし、クロアチア着いてから、ガンガン観光して、明日からロードトリップが待ってると思うと、今日はここフヴァル島で、風に吹かれながら、のんびりするのも悪くないかなと、内心ホッとしたのも事実。。。

7年前のカプリ島、今回のヴィス島でも、青の洞窟入れなかったけど、いつか3度目の正直で入れるといいなあ。


朝食を食べたあとは、ホテルのバルコニーでまったり。風はあるけど、晴れてて、気持ちのいい天気。。。



昼すぎから、ぶらぶらと街へと出ていく。

日が高くなるにつれ、洞窟ツアーなんで中止なの⁉︎というほど、めっちゃいい天気になってきた!降水確率60%って言ってたのに。






水が澄んでて、エメラルドグリーンに輝いてる。




街はずれのサッカー場にて。

これが世界第2位の実力だ!

と言っても、草サッカーだけど。



海沿いの木陰で休むと、海風が吹いて、めっちゃ気持ちいい。日なたは、暑い!


教会。



街中に戻ってきて、ランチを食べたら、昨日ドライブの途中で見つけた、撮影スポットに歩いて行ってみる。


昨日登った城塞を下から見ると、こんな感じ。城壁が街を取り囲んでるのがわかる。


一旦、ホテルに戻って休憩した後、ディナーへ出かける。


少し街外れにあるSpeezaというレストランへ。

ここは、こぢんまりとしてるけど、オーナーシェフが、こだわりの地元食材を使って、腕を振るってくれる隠れ家的レストラン。オープンキッチンになってて、作っている様子も見える。


デザート込みの4種コースを注文。

客の好みを聞いて、それに合わせて料理を出してくれる。

シーフード&生ハムのアペタイザーから始まり、エビ(ラム好きの相方にはラム)のリゾット、メインはフヴァル名物のシーフードシチュー、デザートは、チョコレートムース(とブラウニーの合いの子?)


食事に合わせて、地元のワインもペアリングしてくれた。

どれも美味。




食事の後で、オーナーのアイヴァンさんに話を聞いたら、この場所(実は、自宅のバルコニーをリフォームしたところ)には、今年7月に移ったばかりで、その前は、フヴァルの街の真ん中にお店があったらしい。でもフヴァルは夏の間、パーティーをするために来る若者がごった返して、音楽をガンガンかけて、飲んで酔っ払って、その辺に立ちションしたり、ひどい有り様。フヴァルの街の至る所に、Keep calm and Enjoy Hvar. (お静かに、そしてフヴァルを楽しんで)という看板が立ってる意味がよくわかった。


彼は以前、観光客が来るピークの時期、7月と8月はお店を閉めて、それ以外の時期にだけ、オープンしてたんだって。夏が一番かき入れ時だと思うけど、パーティーに来る人は、おいしい料理よりも酔っ払ってどんちゃん騒ぎできればいいだけだし、彼はお金儲けよりも、自分の平穏な生活を優先して、少し落ち着いた時期に、自分のこだわりのあるおいしい料理を提供することを選んだそう。料理人としてのポリシーがあるんだろうね。料理を作ってる時の彼は、口笛を吹きながら、とてもリラックスしてた。

素晴らしいホスピタリティで、大満足のディナーでした。


106日土曜日。曇りのち、大雨のち、晴れ。


予報では、今日は雷が来るらしく、風も波も強い。

フヴァルにいるこの週末の間に、ここから出発する、ヴィス島の青&緑の洞窟ツアーに参加したい!と思ってるけど、今日は中止。海の状態がよくないらしい。

7年前にカプリ島行った時も、青の洞窟入れなかったから、今回は行きたいけど。。

明日、天気が回復することを祈ろう。


という訳で、ちょっとゆっくりスタートの一日。午前中は、部屋でまったり。6時間の時差があるNYは、今真夜中の時間ですから。道理で眠い訳だ。。。


お昼から、車を借りて、フヴァル島を探検!


フヴァルは、夏に観光客が押し寄せて、毎晩のようにどんちゃん騒ぎする「パーティーアイランド」として有名だけど、さすがに秋になると落ち着いてます。まあ今週末は、天気もイマイチだし。


観光客の集まるフヴァルタウンに泊まってるけど、見どころは、島の真ん中にあるスターリ・グラード平原。


12時に車をピックアップして、いざ出発!!


・・・しようと思ったら、土砂降りの大雨!!ワイパー全開状態で、ゆっくり走る。

途中の景色がめっちゃきれいなのに、土砂降りすぎて、写真も取れないどころか、窓も開けられない。

私の晴れ女パワーはどこに行ったの!?


ようやく、スターリ・グラードの街に到着。

車を降りようと用意してたら、あれ?雨が弱くなってきた!

今ごろ~!?晴れ女パワー出てきたってか?

これから、ランチだっていうのにさ~。

まあ、これが午後まで持ってくれることを祈って、ランチ食べよ!


昼は、またシーフードパスタ!

この道中、しばらくペスカトリアン(魚介類食主義者)として、生きてもいいかなっていうぐらい、魚介類が豊富でおいしい!


ランチが終わって、外に出てみると、


は、晴れてる~!!!


やっぱり、日頃の行いのよさ!?ありがとう!お天道様!!


スターリ・グラードの街並み。

すごくかわいい。






夏が終わって、多くの店が閉まってるけど、歩いてるだけでも退屈しない。


古い教会がたくさんある。



次は、車でさらに10分足らず走ったところにある、スターリ・グラード平原へ。


紀元前4世紀ごろに古代ギリシャ人が住み着いた頃から、オリーブやブドウの栽培が行われていて、石垣できれいに耕地の区画が分かれてる(上空から見たらよくわかるらしい)


ブドウも紅葉してる。




オリーブ。



羊さんもいるし。



2400年も前から、この広い平原に、人の手が入って、農業の営みが今も続いてるなんて、気が遠くなるようだ。改めて、世界は広くて、歴史は続いてるんだなあ~と実感する。そして、2018年の、今を生きる自分が、歴史のほんの一部に過ぎないことを感じる。



さらに、東にある小さな港街、ヴブロスカ(Vbroska)。街の高台に古い教会があって、その時計台は街のどこからでも見える。(しかも、時間合ってる。アメリカじゃ考えられない)






古代ギリシャ人が作ったの?と思える道と橋。



山の中腹にある小さな村、ドル(Dol) にも、教会があって、その前には、スターリ・グラードを見下ろす墓地がある。

私も死んだらこういう所に眠りたいな。って、カトリック教徒じゃないと入れてくれないよね。



クロアチアは、小さい村にも、歴史ある教会がたくさんあって、信仰心の強さを感じる。


夕方、ホテルに向かう途中、城塞の入り口を発見。港から、見上げると遥か上の方にあって、歩いて登ったらキツそうだと思ってたから、帰る途中で寄れてラッキー!


風がものすごく強いけど、すっごくいい眺め。海の向こうの島も見える。



下から撮った写真はないけど、強固な城壁があって、かなりの高台にあり、いかにも難攻不落の要塞って感じ。


一旦、ホテルに戻り、ちょっと休憩したら、夕食へ。


今日は、英語のガイドブックに載ってた、地元の食材を使ったレストランへ。

街の中心にある広場の一本裏にあるレストランで、NYで言えば、タイムズスクエアの1ブロック裏って感じかな。つまり、観光客用に英語やドイツ語の話せる愛想のいいウェイターが揃ってるけど、肝心の味は、大味かな。

ランチに、「プチ・ペスカトリアン宣言」したにも関わらず、ステーキを頼んで見たけど、う~ん、おとなしくシーフードにしとけばよかった!って感じ。やっぱり、ここでは、海の幸の方が当たりハズレ少ないかも。


今日もお腹いっぱい!