傷病手当 | 精神病・精神障害・発達障害の方への基本情報 (明石市・加古川市・播磨町・稲美町の精神疾患・精神障害の方の支援施設 波の家)

精神病・精神障害・発達障害の方への基本情報 (明石市・加古川市・播磨町・稲美町の精神疾患・精神障害の方の支援施設 波の家)

精神疾患になってしまう事によって、さまざまな困難がともないます。
そういう方向けに、少しでもお役に立てるような福祉制度や、さまざまな支援について、少しずつご紹介していこうと思います。


障害年金より、先にこれを説明すべきだった。



一般の 「つとめ人」 と言われる人が、



在職中に精神疾患になってしまった場合、



まず、最初にお世話になるのが、これ。



(もちろん、基本は会社とかで



健康保険に入っている人に限られます。



自営業者等が加入する国民健康保険には、



この制度はありません。)




通常、「どうも精神的におかしい」と、心療内科にかかって、



「あなたは、うつ病で~す」「休養が必要で~す」と、



わりと診断書は書いてくれます。



(これはこれで、どうかな?という気はしますが。)



「1ヶ月の療養の必要有り」とか・・・。



こんな時、有給がある人は有給休暇で、



有給があっても、それを使いたくないという人は・・・



働けない状態になって、



会社なんかを休んだ、4日目より、申請は可能です。



期間は、最大、なんと1年6ヶ月。



金額も、標準報酬額とかいろいろややこしい話はあるのですが、



全所得の、2/3位を考えて下さい。



医師の診断書が必要になります。



ただ、1ヶ月や2ヶ月の休養であれば、



傷病手当を申請する前に、有給休暇を確認してみて下さい。



たいがい、めいっぱい(40日位)持っている人は多いです。



それと、意外と知られていないのですが、



大企業や、大企業じゃなくても福利厚生のしっかりした会社なら、



「保存休」というのが、実はあります。



有給休暇の場合、2年間でなくなってしまう事が多いのですが、



それを、「ためて?」くれている企業も意外と多いので、



(ほとんど大企業ですが)



有給や保存休を合わせつなげると、



3~4ヶ月位は、休めたりする事も、実はあります。



もし、精神疾患などで休まざるをえない状態の時は、



一度、会社の就業規則などをきっちり読んで、



働けない時の収入を確保して下さい。