皆様こんにちは![]()
今回もヒーリングを始めた経緯の続きをお伝えしますね。
それまでの記事はこちらから
:
フランスで医療行為としての
鉱泉治療を受ける場合、
まず医師の処方箋が必要です。
これを国民健康保険に専用書類と提出して
払い戻しの事前許可をもらいます。
人によっては交通費、宿泊費の補助ももらえます。
国が認定している治療期間は3週間。
日曜日以外は祝日であっても治療があり、
週6日x3週間を全てこなさなければ
払い戻しにはなりません。
健康保険の手続きとは別に治療所の予約、
治療所付きの医師の予約、宿泊施設の予約など
資料を取り寄せて
宿泊先を自分で探して
自分自身で手配しなければなりません。
こんな煩雑で面倒な手続きも私には
一筋の光がさしたようで
特に気にせずこなしていました![]()
しかし3週間は長い。
まだ当時2歳の娘を夫一人に預けて
家をあけるわけにも行かず、
夫に3週間の休みをとって
同伴してもらう事になりました。
さすが、フランス、3週間の休みは
有給さえ残っていれば普通に取れます。
そうして春のイースターのお休みの辺りに
フランス中部、トゥールから車で1時間ほどの
ラ・ロシュ・ポゼの村で
3週間の鉱泉治療をする事になったのです。
ラ・ロシュ・ポゼの村は
中世の名残があるこじんまりとした
なかなか素敵な感じの村ですが、
なにせ田舎なので車がないと不便です![]()
私がとった貸しアパートから
治療所まで歩くと大変なので、
治療に来ている人のための
村巡回バスを利用しました![]()
私が治療の間は夫が娘のお相手です。
治療所は綺麗で大きな公園があって
天気のいい日は夫が娘を連れてきて
遊んで私を待っていました![]()
治療所敷地内の20ヘクタールもある大きな公園
さて治療ですが、
毎朝決まった予約の時間に来てチェックインし、
バスローブやタオルをもらって
更衣室で荷物や靴をロッカーに預け、
バスローブに着替えて
サンダルに履き替えて順番を待ちます。
症状にもよりますが、
大体の人は一日4つの治療を受けます。
まずは主治医による水流ジェット噴射
これは2、3分であっという間に終わるのですが、
待ち時間の長い事。
医師が消防士のような高水圧のホースを持って
痒いところに水圧のかかった水をかけるのです。
まさに消火活動かジェット洗車![]()
水圧をちらっと見たら17バール。
エスプレッソマシンが大体15バールなので
それよりも強力です(って比較の対象が
)。
その後は顔に霧状の鉱泉水噴射を15分。
一人ずつ洗面台の前に座り、
顔を噴射口の前に持ってきて
スプレーされる感じです。
その後は専用キャビンで体全体に霧噴射を15分。
最後は個室でジャクジー風呂を20分。
待ち時間が長いので
朝8時から8時半の間から入れる予約を取れても
全部終わって着替えて出てくると
余裕で11時を回っていることもしばしば。
期間中は選んだ主治医が期間の最初の方に
ホメオパシーの薬や鉱泉水でできたクリームを
処方してくれて、終わりの方でまた
その後の薬を同様に処方してくれます。
そして初日には2リットル用の水容器を渡され、
1日1,5リットルの鉱泉水を飲むよう処方されます。
この水は誰でも汲みに来ることができて、
しかも美味しいので料理にも使ったりしていました。
1週目、2週目では変化が感じられなかったけれども
3週目に入ると少し変化が出てきて、
3週目が終わる頃には広い範囲だった
アトピーが肘や膝の裏の辺りだけと小さくなっていきました。
続く
続きは![]()
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