皆様こんにちは
今日は皆様に私の事を
少し知っていただこうと、
どうしてヒーリングを始めたのか、
その経緯を書き始めようと思います。
長くなるので数回に分けてお伝えしますので、
よろしかったらお付き合いお願いしますね
今から10年ちょっと前、私は専業主婦で
付きっ切りで子育てをしていました。
フランスでは労働者の権利が
強く守られていて、
共働きの家庭が普通なので
子供は出産後2ヶ月ほどで託児所、
保育所などに預けて働く女性がほとんどです。
そんな中で専業主婦というのは
日本と違って肩身の狭いフランス社会です。
その善し悪しはさておき、
そんな目に見えないプレッシャーを感じつつ
子育てをしていました。
いわゆる高齢出産の部に入っていた私の
念願かなって授かった娘は
私にとって宇宙一の宝物で、
与えるものは食べ物をはじめオーガニック、
毎日いろんな事に気をつけて
大事に大事に育てていました。
夜泣きが続いたり病気で泣けば寝ずの看病、
昼間はほとんどお昼寝をしてくれない上に
私がトイレに行けば
トイレのドアの前で泣き叫ばれたり、
それでもなんとか頑張って子育てをしていました。
当時は近所に夫の両親が住んでいて
時々必要な時は預かってくれていましたが、
彼らも当時はまだ仕事をしていたので
ちょっと申し訳なく思っていました。
フランスでは3歳から子供を公立の幼稚園に
無料で入れる事が出来るのですが、
それまでに集団生活をした事がないと
子供が大変なので、
託児所は保育所に入っていない２歳児は
優先的にパリ市営のデイケアセンターに
有料ですが週に4回x半日入れる事ができます。
運よく家からそう遠くない所に空きが見つかり、
9月の新学期から娘を入れる事が
決まってホッとしていた夏、
私の足の親指の付け根と腕が
丸く赤くなっているのが見つかりました。
最初はすぐに治るだろうと放っておいたのですが、
気になって医者に診てもらうと、
足はアトピー、腕は真菌性のものだと判明し、
腕には真菌性の感染症用の軟膏、
足にはステロイド剤を処方され
それを塗り始めました。
腕は治ったのですが、足は奇妙な事に
薬を塗ったところはよくなるのに
何故か今度はその周りに同じ症状が出てきたのです。
まるでアトピーが逃げ道を
探しているかのようでした。
医師に相談しても薬の強さを上げるだけで
ステロイド剤を使い続けるよう指示されるだけ。
そうしているうちに、
最初は足の親指の付け根だけだったのが、
あっという間に足から両膝下全体、両腕全体、
腹部全体と全身に広がっていったのです。
しかも発疹が繋がって腫れて
何と皮膚が木の皮のように硬くなり
人間の皮膚とは思えないようなものに
なってしまいました
流石に私も困り果てて医者を変える事にしました。
幸い友人がホメオパシーを処方出来る
医師を紹介してくれました。
フランスではホメオパシーは
医学部で医師が学んで
医療行為として使うものです。
その先生はフランスのホメオバシー薬は
効きが悪いからと本場ドイツのものを
取り寄せるよう処方箋をくれました。
ホメオパシーは通常の医薬品と違い
副作用がないので安心して使えるのですが、
体質改善を促すので時間がかかり辛抱が必要です。
その辛抱している間、
何かアトピーに効く自然のものはないか
必死で探しまくりました。
当時まだ簡単に入手出来るものが
非常に少なかったオーガニック化粧品、
精油、ハーブなど入手可能はものは
ほとんど試したのです。
そうこうしているうちに、
硬い樹の皮だった皮膚に亀裂が入り
かさぶたのように少しずつ剥がれ始めたのです。
そしてその中から出てきた新しい皮膚は
硬さは全くないものの見るからに弱くて
敏感そうな健康とは言い難いものでした。
続く
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