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5月１日
本日はメーデーですね。
高校生の時に夜八日市駅の前で父親が行進に参加しているのを見たなぁ。
そんな訳で、メーデーはここキューバでも例外なく行われており、旧国会議事堂前から革命広場まで派手な行進が行われるんだとか。
しかも噂ではカストロ前議長が革命広場で公演をされるとかされないとか。
そんなもんがあるなら取りあえず見に行くしかないだろってことで、朝食を済ませ朝９時に宿の人たちとタクシーに乗り込みいざ革命広場へ
本当はこんな格好いい車に乗りたかったんやけど、如何せんこういうタクシーは割高らしいので、ちょっと古いアメリカンカーに乗って出発
そして革命広場に到着
さて、行進はどこだ？？
うーん、あんまり行進している様子は無いんだが…
うーむ
取りあえずそこらへんの人に聞いて見る
『メーデーの行進は９時に終わったよー』
ほ(・∀・)
何だと(・∀・)…
俺たちがホアキーナさんの家を出た時間が朝９時やから…
完全に終わってるやないかー(￣□￣；)
そんな訳で、キューバのメーデー見れず
ちなみにカストロ前議長が出てきたのかどうかさえ結局わからなかった。
有名な壁の絵
キューバではやはりチェ・ゲバラは大人気の人らしく、そこかしこに絵が書いてあったりします。
やはりカリスマなんですね。
取りあえずせっかくなんで革命広場をぶらついて宿に戻る。
少しゆっくりして、お次は有名なツーリスト通りのオビスポロードへ
ここは本当に観光客向けのお店がいっぱい並んでいて、お土産なんかを買うにはもってこいのところなんだろう。
ただ、キューバのお土産屋
お高い
キーホルダーとかも一つ300円位したりと、意外とお金がかかるよう。
そもそも、キューバには国民の使う人民ペソという通貨と、旅行者やちょっとこじゃれたレストランなんかで使うCUCという二つの通貨があって、人民ペソの使える所だとピザが一枚60円ほどで食べれたりするんやけど、CUC払いのレストランとかだと普通に一食800円位かかったりするんです。
そんな訳で、キューバで安く過ごそうと思えば必然的に人民ペソが使えるところに行くのがいいんやけど、社会主義国家として成り立っているからこそ出来る人民ペソ価格であって、あんまり旅行者が安く済ませるために人民ペソ払いのお店へ通うのも少し考え物な気もします。
まぁそういいつつも人民ペソにお世話にならないといけない身分なんでえらそうなことは言えへんのやけどね…
旅行って難しいです。
オビスポストリートを抜けたところには海へと続く中洲があってそこで釣りをしているキューバ人
なんかこういうところで風を感じながらボーっとしてるのもいいもんですね。
このくそ暑い太陽の光さえなければ
キューバの町を歩いていて一つ他の国との大きな違いを見つけた
それは、街中で携帯電話を触っている人が全くいないこと。
少なくとも今日歩いている中では本当に一人も見かけなかった。
街中にある公衆電話に並び電話をかける人々
今自分の生活の中で携帯電話の重要性って本当に大きいと思う。
多分無かったら生活していけないといっても過言じゃないと思う。
それがこの国では全く無い。
それでも皆普通に生活している。
50年前の車を直して直してして、普通に生活している。
普通
この言葉の持つ意味ってなんか凄く複雑で難しい。
でも、キューバでは今目の前にある世界が普通。
それは僕にとっては普通ではない。
うーむ。
taka