わかりやすい文章を書く
文章のリズムを整える(その17)

 これは小説家など文章のプロの領域のことになります。
ビジネス文では考えなくてよい。

 でも心を打つ手紙を書きたいし、少しは齧ってみたいという人が
いるでしょう。
勉強方法は、小説家の作品を読むこと。多読することです。

 文書のリズムというと、文・節の長さ、音(韻)と見た目です。
以下を心掛けて、練習してください。

・七五調はリズムがよい
  標語にもよく使われ、リズムを生む

・違和感がある音をなくす
  音読して、耳と目で整える

・漢字とひらがなのバランスをとる
  一般的には漢字の比率は3割程度が読みやすい

・文の長さと改行スペースのバランスをとる

 さてさて、以上が“わかりやすい文章を書く”ノウハウでした。
後は、実践あるのみです。

 ①身近なテーマで小論文を書く
身近に改善すべきことは、多々あります。
自分の周囲を点検し、改善論文を書いてみましょう。
自分の思っていることを具体的に書きだすことは、脳の整理に役立ち
ます。

 課題:あなたの職場が抱えている問題点は何ですか。
    また、自分にできる取り組みを述べてください。

 ②愛する人に手書きの手紙をかく
年に一度は最愛の人に手書きの手紙を書きましょう。
人を思いやり、心を伝えるためのノウハウを蓄積しましょう。
便箋、封筒、文章、習字などなど、心を配ることは多々あります。

 課題:あなたの最愛の人の誕生日や記念日にあなたの心を伝える
    手紙を書いてください。