河童橋スタート
クマとのニアミス
梓川右岸コース
岳沢湿原
河童橋あたりの梓川の水は昨日までの雨の影響で少し濁りがあったが、ここまでくると水はまったく濁りがなく透明だ。
湿原にせりだした展望デッキから水の中をよく見ると魚も泳いでいる。
明神橋
明神橋を渡り、今度は梓川の左岸を通って河童橋まで戻る。ここまでで約3㌔、丁度1時間くらい。
清水川
右岸に比較して、整地されていて歩きやすい左岸をあるいていくとキャンプ場がある小梨平という広場にでる。
その手前には信州の名水、秘水にも選ばれている清水川がある。
六百山の麓から湧き出る湧水で、川底で生き物のように揺れる緑の水草バイカモが美しく、しばし見惚れてしまう。
イワナの住処で、上高地の飲料水となっている。
河童橋まで歩いたところで丁度6㌔、約2時間で16:00になっていた。
田代湿原
河童橋から大正池も梓川の左岸ルートをとおり、田代湿原までやってきた。
時間もないし、クマがでるとやっかいなので田代池の見学は明日にまわし、先を急ぐ。
大正池から河童橋の遊歩道でもクマが最近目撃されているらしい。
大正池ホテル
大正池ホテルは大正池の湖畔にたたずむ唯一のホテルだ。夜になると他に明かり一つなくなり、星がよく見えるので星降るホテルと呼ばれている。
今日は残念ながら雲が多いので星は見ることはできなそうだ。
部屋はこのホテルに1室しかないデラックスルーム。
リビングスペースもあるのでシティーホテルでいうところのジュニアスイートぐらいの広さがあり、改装されているので新しく、快適だ。
窓からはもちろん大正池が広がる。明日の朝が楽しみだ。
星降るホテルのワイン
夕食にはビール一番搾りの大瓶¥900と星降るホテルの白ワイン¥2,600をオーダー。上高地ではかなりの良心的価格である。
売店は19:30やルームサービス20:00で終了してしまうが、館内にはお酒の自動販売機がいくつもあるので、足りなくなる心配はない。
大正池ホテルの感想
昨年に引き続き大正池ホテルのデラックスルームに泊まった。
こじんまりとした家族経営的なホテルだ。河童橋周辺にあるような高級ホテルではないが、大浴場もある。
デラックスルームは46㎡となっており、通常の部屋の2倍の広さだ。
食事もおいしいし、あたたかい料理を丁度良いタイミングでだしてくれるのも、この規模だからこそできるサービスだ。
それで3名1室で一人¥22,000。
上高地では価格破壊といってもいい値段だ。次に訪れるときまでこの価格とサービスが維持できていることを望むばかりである。