46歳の拒食症④ | おかんのつぶやき

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ぶつぶつ徒然、つぶやきまーす。

 

 

しばらくシリーズを書いています

👉46歳の拒食症シリーズ

その続き。

 

 

その後、ヘルスコーチにすぐに会いました(オンライン)。

割と続けて2回目も会えたので、

私の心は少し安定していました。

旦那様は何も言うまい、と心に決めていたようだけど、

唯一、私がちゃんと診察を受けているか、確認はされていました。

最初のファミリードクターは会いに行ったけど(着いてきたしね)、

それ以外は家でオンラインでやっているんだから

分かるようなものなのに、

「今日は先生と話したか」と聞いてくる。

そして「ヘルスコーチはどう食べろ、

何を食べろと指示してきたか」と聞くんです。

最初の回は、

私のことを知るための回だった、と話すと納得してくれましたが、

2回目も栄養指導がない、というと、

ちょっとヘルスコーチに不信感を持ったようでした。

 

 

それもそのはず、

摂食障害のことは旦那様には内緒だし、

ヘルスコーチにしたらそこのところの把握がまず最初。

でも私も彼女は栄養の話をちょっとでもするのかと思いきや、

私のことを知ろうとする最初の回の次の回も、

メンタル面のことばかり話して、具体的な指導はありませんでした。

でも彼女の中で今大事なことは、

私が摂食障害をどう思っているか、どう向き合っているか、

どうしていきたいのか、を把握すること。

その中でセラピストの助けもいる、と判断していたようで、

「今私があれを食べろ、これを食べろという段階ではない」と

説明もしてくれました。

 

 

でもそりゃ旦那様にとっては、

「太ればいいんやから栄養指導でしょ」となるのは当たり前。

それをしてくれないヘルスコーチに不信感を持ったけれど、

セラピストに会うことになった、と説明するとその不信感を忘れたようで

あまり細かい説明はしなくてよくなりました。

まだまだ摂食障害の事は内緒ごとでした。

 

 

セラピストは男性の方で、

これもまた月曜日の朝の予約でした。

私の心の中で「男性である」ことが

良いのか悪いのか実は色々考えていました。

男性だから言いやすい、

男性だから診断が良いと思えることもいっぱいあるけど、

女性だから話しやすい、

女性だから分かってもらえる、事もいっぱいあります。

私が一番引っ掛かっていたのは、

この男性のセラピストに私の摂食障害のことを話していくのに、

どうして私は旦那様に言えないんだろう、と思っていたことでした。

でもこの予約、変えてみようかとか実際やってみても

どうやってもこの男性のセラピストにつながっていたようで、

まぁ嫌だったら後でセラピストを変えられるし、と思って

月曜日を待っている日曜日の朝。

その瞬間は突然やってきました。

 

 

前日の土曜日、旦那様が体調不良で倒れてしまったのです。

体調不良と言っても彼が自分で引き起こしたことで、

倒れたと言っても生命の危機は30%ぐらいの、

まぁいわば病気の一種みたいなもの。

介抱してあげないといけない感じだったのでしましたけれど、

あらあらあら・・・という感じでした。

 

 

土曜の夜はそれで一言も話せないまま寝てしまったので

日曜の朝。

私が寝ているところに寄ってきて

旦那様一言、「ごめん」と言ったのです。

「ごめん!?」

びっくりしました。

結婚して11年、

ごめんもありがとうも言わないこの人。

コーヒーを入れても物を取っても手伝ってもありがとうもなければ、

朝起きても夜寝る時もおはようもお休みも言わないこの人。

その旦那様が私に向かって謝ってる。

よっぽど反省したんやろうな、そう思いました。

で、そう思ったら、私、涙出てきました。

そして一言、言ったんです、

「愚かなことをするのは私一人で十分、

私が今自分の落ち度で医者にかかってる時に、

ばかなことしないで。

あなたまで倒れたら誰が子供らの面倒見るの」と。

それで勢いがついて、

何と、

「私は摂食障害なんだよ。それと今から闘っていくんだよ」と

言うことができました。

すごいー――――――!

私、自分で言った時、

言えたーーーーーーーーー!!!!って思いました。

 

 

旦那様はびっくりした様子で、私の話に聞き入っていました。

いつもなら私のつたない英語に嫌気がさして

どこか行ってしまったり携帯見たりし出すのに

まぁそんな体力はないほど弱っていたとはいえ、

私の話しをじーっと聞いていました。

そして一言、

「摂食障害はいつからなの?」と言いました。

 

 

もう説明しだしたら隠すことは何もない。

ぜーんぶぜーーんぶ話しました。

27年も摂食障害と一緒にいる事。

この数か月、体重落としが楽しかったのと同時に

食べるのが怖くて不安で仕方なかったこと、

今とても怖くて、その上旦那様まで倒れたら

生きた心地がしなかったこと。

そしたらぎゅー―――って抱きしめてくれて、

大丈夫、もうこんなことはないから、って言ってくれました。

 

 

私の中で何かが変わった気がします。

人生でとても大きなこと、

私の人生をある意味司っているけど

チャンスがなければ、勇気がなければ言えなかった摂食障害のことを

人生を共に歩んでいる人にちゃんと言えたこと。

そしてこの人は、

どこにも行かず、逃げもせず、

私と私の状態を受け止めてくれた。

ぜーんぶ丸ごとひっくるめて

また一緒に歩いてくれようとしている。

それを感じたら、

あぁもう大丈夫、って何がかわからないけれど、

全部に安堵感が溢れて、

大丈夫になりました。

 

 

この状態で「男性の」セラピストに会うことになっていきます。

ある意味男性で良かった。

 

感謝を込めて‥‥

 

19歳、体重45㎏の時。天橋立にて。

 

 

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Nalish(ナリッシュ)という言葉は、

生きていくのにモットーにしようと思って

おかんが若い頃に作った、いわば造語です。

“自然体(Natural)で飾らず(Simple)、

笑顔いっぱい(Smily)で生きていけば

愛(Love)に溢れた、

心も体も健康(Healthy) な、幸せ(Happy)な人生(Life)を

送ることができる“

 

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