10月10日から岩沼市の胃がん検診が始まります。 | なくい外科内科胃腸内科クリニックのブログ

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2017年5月8日、宮城県岩沼市あさひ野にオープンした「なくい外科内科胃腸内科クリニック」です。
かかりつけの皆様やクリニックに興味をお持ちの皆様に、
少しでもお役にたてる情報を提供できればと考えております。

岩沼市のバリウム検査による胃がん検診が、

1010日から始まります。

 

バリウム検査は、食道・胃・十二指腸の粘膜にバリウムを塗りつけて、

食道・胃・十二指腸の変形がないか、表面の粘膜に異常がないか確認する検査です。

 

バリウム検査の大まかな流れは、以下の通りです。

1.その日の体調を確認した後、バリウムで汚れないようにお着替え

2.胃の蠕動運動を抑えるための筋肉注射を行う

3.胃を膨らませるための発泡剤を水と一緒に服用する

4.バリウムを飲みながら食道・胃の撮影を行う。

バリウムを飲み干したら、げっぷを我慢しながら検査台の上で、いろいろな方向に体を傾けて撮影する

5.検査が終わったら口のまわりについたバリウムを洗い流し、お着替えしていただいて、下剤を受け取って終了

 

より精度の高い検査を行う上で大事なことは、①げっぷをしないこと ②検査技師の指示に従い、速やかに体を動かすことです。しかし、ご高齢の方ではげっぷを我慢することがとても大変ですし、足腰の不自由な方は検査台の上で体を動かすことも大きな負担になります。心臓の働きが弱い方や体力的に検査の負担が心配な方は、検査までの間にご相談いただく必要があります。また、バリウムは便秘の原因となるため、普段から便秘をくりかえしている方や、腹部・腸管の手術歴がある方も、ご相談いただいた方が賢明です。

 
例年岩沼市では、指定された日時にバスを用意し、仙台市内の検診施設で内視鏡検査を受けることをおすすめする通知を出していますが、岩沼市内の内視鏡検査が可能なクリニックでも二次検診が受けられます。
 
当院では受診される方のご希望に応じて検査日を設定できます。バリウム検査が受けられなかった方や、バリウム検査で異常を指摘された方は、当クリニックでも内視鏡検査が可能ですので、お気軽にご相談ください。