田内学/お金の不安という幻想■202605
感想…★★★★★
「きみのお金は誰のため」は物語形式だったが本著はビジネス書形式
お金の不安に対して投資術でもなく精神論でもなく社会問題として解決することを提言
少子高齢化問題や老後2000万円問題は本来政府や財務省が解決すべき事なのに新NISAやiDecoなど個人の資産形成問題にすり替えられた
生産人口が減るのにカネだけ貯めても生産できるサービスやモノは不足するので値段が吊り上がり物が買えなくなる
その結果いくら貯めるかが問題ではなく上位の富裕層しかサービスやモノが買えない社会になる
こうした問題をみんなで認識して新しい企業やサービスを生み出して生産力を上げるというのが解決策とのこと
しかし現実では新たな労働力として移民受け入れに注力したり生産力の低い既存企業に補助金で優遇したり未だカネ中心で社会を回そうとしている
みんなが認識して社会が動くのは現在の経営者政治家では無理そうで、新しい世代への世代交代が必要だがそれまで持つかどうか
kenmo/5年で1億貯める株式投資■202603
感想…★★★
正確には元手300万円を5年で1億円
直近の高値を抜いた銘柄を後追いして買う「新高値ブレイク投資」、優待を得る権利を権利確定直前の高値で売却して利益を得る「株主優待需給投資」、決算で勢いが付いた銘柄を後追いで購入する「決算モメンタム投資」、割安な小型株を見つけ中長期保有する「中長期投資」の4つの投資法を紹介
4つの投資法はどれもバラバラだけど株価上昇の勢いが付いた銘柄に後乗りする順張り戦略
言うは易いけど実際にやるとなると銘柄選びから売買タイミングなど相当センスが必要で著者自身は成功したかもしれないが他の人がマネして同じようにやっても5年で1億円は達成できない可能性の方が高いと思う
あと株式投資を始めたきっかけが声優アイドルCDのせどり、投資とせどりは一見関係なさそうだけど安く仕入れて高く売るという点は言われてみれば共通しているなと思った









