すっかり春になりました🤗。
農場では雪が解け、堆肥散布・畑起こしのスタートです。

いよいよ畑作業の本格時👌
今年はコロナ明け、復活のシーズン。3~4年ぶりのお祭りやイベントが各地で開催されます。

待ちに待ったイベント開催。嬉しいことですよね😊。

さて、今回は、春の息吹、快活、躍動を感じさせる方がナオキチインタビューに対応してくれました☺️。

入社3年目の吉野咲友理さんです。


実はナオキチの娘と同じ年。なにか不思議と娘と会話している雰囲気でした😅
現在、哺育担当の若手スタッフです。徳さんの部下です。

毎日、子牛がすくすくと大きくなっていくことに喜びを😃、仕事に張り合いをもたせています。

ただ一方で子牛の生育は、順風満帆とはいかず、時には突然体調不良で、最悪死亡する場合も😢。

この充実感と悲壮感。
プラスとマイナスの感情を交互に経ながら、吉野さんは可愛い哺育牛達に向き合い、育んでいます。
中山農場内の仕事内容で、搾乳作業、チーズの乳製品加工に興味があるそうです。
搾乳作業では手塩に育てた牛が成牛になり、生乳、繁殖へと成長する過程を実感することができるとのこと。

タイトルのように、吉野さんの山好きは半端ないです🙂。

高校時代は、山岳部に所属していたほどです🤩
幼いころから家族恒例行事の登山⛰️。

山、自然の美に感動する少女だったことでしょう。

いままで近隣の山々(武佐、斜里、羅臼、阿寒)、さらには大雪山連峰にも足を運んでいます。
一シーズンで15回から18回ほど(月2~3回のペース)の山々を登るそうです。

すごいですね~。さすが“やまガール”!

(農場から見える山々は吉野さんの庭ですね)


最近は超望遠のデジカメを購入し、山に生息している植物、動物を被写体に興味を広めています。
山登りはよく人生そのものと云われます。苦しみと幸せが交互に繰り返す。
苦しみの中に、木々の香り、木漏れ日、植物の生命力を感じ癒される。
幸せの中に、突然肉体の疲労が襲い、辛くなる(ナオキチは現在五十肩です)。

吉野さんはこの気持ちの抑揚、メリハリを自分なりの楽しみに変えている様子。
これも山岳や家族から教えられたことでしょうね。
まさに仕事と生活、ライフ・ワークバランスも上手に、すべてを楽しんでいるな~と感心しました。

いままで登った山で、一番の思い出は、石川・岐阜県にまたがる「白山」だそうです🙂。
白山といえば山岳信仰、古来由緒ある山。
家族でワイワイと登り、一方では畏敬の念を。

吉野さんの“やまガール”の原点は家族での登山、その時の景色、頂上での達成感、自然とのふれあいが脳裏に焼き付いているのでしょうね😍。

ナオキチも家族でキャンプしたことを思い出しました。
インタビューを終えて、登山の楽しみが伝わってきました😉。
咲友理さん、本当にありがとうございました。

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが

先日の「春分の日」から急に日が長くなったと思う今日この頃ですウインク

今回は農場内のパワースポットの

プロムナード(遊歩道)と

ひっそりたたずむ巨木の紹介です。

以前も紹介しましたが

中山農場のミルク工房と母屋の間にちょっとした林があります。

ナオキチはよくその道を通ります(冬期雪中でも)😅



写真(小道)の足跡はナオキチのものです。
雪の中長靴を履いて、巨木たちに囲まれながらウキウキ気分で歩きます😊。

季節色とりどりの味わいを感じるプロムナードです。(新芽、新緑、蜘蛛の巣、こもれび、落ち葉、雪道等)

次に大きな巨木写真。

中山農場がこの地に拓く以前からの樹々です。

原生林で樹齢何百年でしょうか。


圧巻は見事な樹洞です!(見えますかね?)

樹々は時間が経つと根元中央部の分解が進むそうです。
それが大きな洞となります。古木の証ですね😉。
古木は自ら空洞を作り代謝を減らすことで生命を維持していくそうです。(素晴らしい生命観!)

樹洞の中は、湿っぽく動物や虫にとっての絶好のお住まい条件です。
この樹洞にもたくさんの生き物が賑わっています。
まさに神木です(中山会長の見立て🤗)


これからも癒しの空間であるプロムナードと

高くそびえる荘厳な巨木は

中山農場を見守り続けることでしょう。
 

いつもこれら樹々に感謝しながら。
ではまた。

こんにちは。

2月だというのに、時には気温10度。でも次の日は一挙に氷点下。

まるで急上昇・急降下のジェットコースターに乗った感じです。

皆さん、寒暖差の激しい天候です。お身体には気をつけてくださいね。


さて、今回は農場飼養の「中枢場」に伺いました。

「中枢場」とは「パーラー搾乳の事務所」です。

ウシ、エサ、クスリのことなどの台帳、書類のファイルの宝庫、また各種分析結果から、スタッフみんなで話し合う場です。


その場で写真のお二人(徳永卓さん41歳と阿久津大志さん25歳)にお付き合いただきました。

 

お仕事で多忙な中、ナオキチの相手。

本当にありがとうございました。

・・・・・


阿久津さんの仕事は

分娩牛ケア、初乳管理、授精業務です。

農業系大学を卒業してからは和牛牧場、軽種馬牧場での経験。

 

昨年8月から中山農場に就職。

授精業務では繁殖プログラムを手掛ける獣医さんと一緒に同行して。

2か月の見習い期間を経て、10月から本格的に授精にチャレンジしています。

 

毎月40頭以上の牛に授精の腕前。

本人が言うには、まだまだこれからだそうです。

趣味は動画で怪談系の動画「YouTube」を観ること。

そしてアクションゲームのプレイを外観すること。

プレイヤーの生の声(喜怒哀楽)臨場感を体験でき、ワクワクの時間を味わえます。

 

先回の泰輔社長の野球実況体感と同じでしょうかね。

怪談は霊的な存在は好きではないけど、興味あるとのことです。

 

ナオキチもたまに廃墟訪問の動画を観ます。暗闇の廃墟を訪ねる人の勇気は相当のものですよね。

阿久津さんの仕事を、温かい気持ちで支えているのが

徳永さん。

 

ナオキチはいつも「徳さん」と呼んできます(徳さんについては、いつかインタビューさせていただきます)。

阿久津さんにとって、徳さんは頼れる兄貴分です。

徳さん曰く「なんでも興味をもって取り組んでいる姿勢は、ほんとうに頼もしいですね~」との評価。

阿久津さんは、いつか人工授精から、さらにスキルアップとしてET業務(受精卵移植)を目指しています。

そのためにも、今できること、今やるべきことを地道にやっていきたいとのこと。

特に牛のモニタリングには徹底して力を入れたいとの笑顔で応えてくれました。

徳さんからの助言で、同じ牛でも和牛と乳用種(ホルスタイン)とでは、全然違うとのこと。

 

ホルスは画一的な飼養管理で流れを把握できるが、和牛はコンディションによってどうなるかわからない生き物。

だからこそ、やりがいがあるとのこと(ナオキチの解釈だと、和牛はラグビーボールですかね)。

徳さんの助言にうなずく阿久津さんでした。

阿久津さん、これからも牛に寄り添って、頼れる先輩に囲まれ生き生きと従事してください!!怪談の恐怖を味わいながら(笑)