人間ですから | 認知症の義母と暮らしてました

認知症の義母と暮らしてました

今年、85歳になる義母は認知症です。昨年からうちに引き取り同居しています。義実家の片付けもあります。
ようやく特養に入り義実家ももう少しです

皆様、いつも沢山のいいねと
はずかしくなるほどうれしいコメントを
頂きましてありがとうございます!







みなさまお褒め頂いて
ありがとうございます
恥ずかしいですね(*ノ▽ノ)
でもね、、、、、
やっぱりやっぱりやっぱり
施設入所しているという
環境と関係性が大きいんですよ






同居時のある日の出来事です






同居 してからの初めての春の終わり
年度変わりもあって
義母にはたぁくさんの
ほにゃらら会はにゃらら会へにゃらら会
にゃんちゃら会、、、、、
からの総会や食事会の案内の
封書やハガキが山盛りきました
(退会の手続きが必要なものもたくさんあって
わからないから手間取ったりして
大変だったなー(遠い目、、、))
いくつかはは2,3年前くらいまで
ふうこが送り迎えしたことも
あるものだったし
この会はこの知人、あの会はあの知人と
毎年あるものは送り迎えをしてくださる方が
決まっているものもあった
いつもほぼ全ての会食に参加していたし
何より楽しそうだったし










まだ杖でなんとか歩けてたし
いくつかは送迎と見守りがあれば
ギリギリ参加できそうだったから
家で1日中一緒にいる分には
付き添っていっても変わりはないと
思えたし(当時は)義母が行きたかったら
段取りしようと話をした、、、、









おばあちゃん、こんなんきてるけど
どうする?
参加したかったら段取りするから
行きたいか行きたくないか
教えてほしいんやけど
と問いかけたふうこに
「あー、また考えとくさかいにまあええわ」
おばあちゃんごめん
行きたいか行きたくないかは
今でもわかるやん
おばあちゃんの気持ちが聞きたいねん
(行くにしても何一つとして
もう自分では段取りできないし
どこへ連れていこうとわかってないし
その意思だけでいいのだけどと心の声)
「えぇー?、これいつや?いつのことや?」
〇月の〇日の〇曜日の〇時からやで
「えぇー?今日はいつや?」
〇月の〇日の〇曜日やで
「えーほんでこれはいつやねんな」
・・・・・・・・・
(もう話が進まへん、、、、)
おばあちゃん、行きたいか行きたくないか
それだけ教えてよー
とふうこが言ったら突然顔色を変えて
「あんなっ!あんたになっ!私のことをとやかくいわれたないっ!うるさいねんっ!
これは私のことやっ!家の中のことをしてくれんのはええけどなっ!こないなことまであんたに口はさまれとうないねんっ!あんたにかんけいないっ!でていってんかっ!」
・・・・・・・・
(はぁっ!女中やないねんけどっ!
と怒れる感情を必死で押さえて冷静に、、、)
おばあちゃん、それはわかってる
ただ、今のおばあちゃんは
杖ついてもふらついて歩くのも大変やろ
もし行くのならふうこが送り迎えを
せなあかんやろ
他の人に頼むにしても
相手に連絡もせなあかんし
お金も用意せなあかんし
そうなるとふうこの予定もあるねん
子供もその時間はどうするかとか
段取りがあるねん
せやしな、、、、、、
(と話してるふうこを遮って)
「もうええっ‼‼‼‼‼‼うるさいいっ‼‼‼‼‼‼
出ていけえっ‼‼‼‼‼‼」
と鬼の形相で
数件先まで聞こえんばかりの大声で
怒鳴られた、、、、
瞬間的衝動的に
その時義母に持たせていた数枚の
封書やハガキをひったくり
目の前でビリビリに破いた、、、、、
ゴミ箱に突っ込んで
黙って義母の部屋を出たあと
動悸がして目眩がして座り込んだ
涙がぼろぼろ、、、、、、









住み慣れない家と
知らない人ばかりのデイの毎日だし
気の会う長年の知り合いに会うのは
嬉しいだろうし
ちょっと無理してでも連れていって
あげたかったのに
なんでこんなんなるんやろ、、、、、
認知症ってわかってる
わかってるのに、、、、
かぁっとなってあんなことして、、、、
醜い自分、、、、
もうやだ、、、、、









このことがずっと心に
引っ掛かってたんですよね、、、、
その引っ掛かりを取りたかった
だから義母のためだけでなく
自分の納得のためでもあるんですよね
やり直しというかなんというか、、、
もう今は目の前にいませんし
介護もしてません
だから落ち着いて手紙も書けます
環境のおかげです








ふうこも人間ですからねー(笑)








ふうこのひとりごと
読んでくださりありがとうございます