つばさの党問題 ② | 中杉 弘の徒然日記

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つばさの党問題 ②

 

つばさの党の黒川敦彦、根本りょうすけ、杉田勇人の3人が逮捕されました。これは、「法律的にどのような問題になるのか?」ということです。選挙では、あのやり方は否定されていません。

例えば、「大声を出してはいけない。人の演説の妨害をしてはいけない」という法律があったとしても、「どの程度まで許されるのか?」という規定がありません。

 「ボリュームをあげて大きな声で候補者の妨害をしてはいけない」と言うけれども、選挙を見ている人から言うと、お互いに大きな声で怒鳴り合っているのです。「選挙でお互いに怒鳴り合ってはいけない」という法律はありません。

 例えば、立憲民主党の候補者がマイクを握って演説をしています。つばさの党の候補者も後から来て、マイクで演説しています。すると、「後から来たのだから、お前があっちへ行け」となるのです。「後から来てわめいているから妨害だ」と言っても、「お前も大きな声を出しているのだから妨害だろう」と言われてしまいます。

 あとから来た人に「お前は声が大きいから逮捕されるぞ」ということはありません。どこまでも合法的です。つばさの党は、「ぶっ殺す」とか、「ぶん殴るぞ」ということは、一言も言っていません。

 ただ、各党に「答えてみろ」と言っているのです。日本保守党には「有本、どこが保守なのか答えてみろ!」と言っているのです。有本さんは答えられなくて逃げたのです。有本さんは「安倍さんは保守です。安倍さんの時代に戻そう」と言っているのですから、答えられません。

 安倍さんは統一教会ともつながっているし、お爺さんの岸信介は統一教会を日本に呼びこんだ張本人です。これは、政治的な意見です。「そんなことを言うのではないよ」と言ったとしても、これは政治的な意見です。

 それを「この主張はひどすぎる」と言って、罪になるのでしょうか? これが黒川敦彦の主張です。顔と顔を突き合わせて「バカヤロウ」と怒鳴り合ったところで、これは政治的な意見です。

 「そんな大きな声を出さないでください」と言っても、お互いに大きな声を出しているのですから、五分五分です。そこに政治権力は、口出しできないはずです。「我々は合法的です。何を言っても合法の範囲でしかやっていません」と、つばさの党の黒川代表が言っていたのです。

 立憲民主党の支持母体は、公務員です。公務員は、選挙活動をしてはいけません。そのような法律があるのに、何をやっているのでしょうか? 公務員が選挙活動をすることこそが違法です。つばさの党は、そのように言っているのですから、何も問題はありません。

 これは、大変な論争です。お互いに政治意見を主張しているのです。そこに警察が入ってきて「お前たちは大声を出しているから悪い」とは言えません。それは政治的意見です。

 「我々は警察に弾圧された」と言われてしまうから、選挙期間中は警察もつばさの党には手が出せません。「殺すぞ」と言ったり、「ぶん殴るぞ」と言ったら、それは政治的主張ではありません。暴力です。つばさの党の連中は、それを十分知っているのです。そのような暴言は言わないようにしていたのです。

立憲民主党の選挙カーに蓮舫が乗っているのを見つけると、追いかけてきて、「立憲民主党は消費税を引き上げると言っていますね。それは、公務員の給料を上げるためですか?」と言えば、これは立派な政治的意見です。それは、多少乱暴な言い方をしても誰にも止められません。

 つばさの党の黒川代表は、「政治的対立のある小池百合子都知事が僕たちを捕まえたのだ」と言っていたのです。それは、「小池百合子の政治権力を使わない限り、俺たちは捕まらないのだよ」と言っているのです。

 だから、黒川代表は、手錠をかけられて、捕まって喜んでいたのです。逮捕されたときの画像がテレビで放送されていましたが、黒川代表は両手でピースサインをして、飛び跳ねていました。

 それは、彼らの計算通りにいったのです。彼らはインテリです。根本さんのYouTube動画を見ると、「年金制度はこれで終わりだ」と言っていました。それは正しいのです。

 つばさの党には、左翼の大物がからんでいたという情報もあります。左翼は既成政党をぶっ壊していくのが手です。これは、よくありませんが、つばさの党の主張は、非常にまともな意見です。

 元ヤクザで左翼の大物がバックにいるのです。その大物に逆らうと当選はできません。そのように言われています。

 さあ、ここからが僕の意見です。「安倍のどこが保守なのか? 有本、答えろ!」というのは、素晴らしい意見です。「お前たちは保守ではないだろう。保守ではないのに、どうして保守と名乗るのだ?」という主張です。

 これは、「寸鉄人を刺す」です。これを言われると、震えあがってしまうのです。言われてみると、その通りです。「立派な社会をつくろう」「素晴らしい社会をつくろう」「給料が上がる社会をつくろう」というのは、安倍さんの路線を引き継いで言っているのです。それは、おかしいでしょう。

日本保守党が保守だというならば、憲法の問題、主権の問題を明確にしていかなければいけませんが、日本保守党の主張は生活のことばかりです。

 安倍さんが総理大臣の時に消費税を上げて、不景気な世の中をつくってきたのです。「安倍のどこが保守なのか、答えてみろ!」というのは、「寸鉄人を刺す」ということです。短い釘で一発とどめを刺すのです。

 それから、立憲民主党に対する攻撃がすごいでしょう。「お前ら公務員だろう。公務員が選挙活動をしていいのか!」と言っているのです。それも正論ですから、立憲民主党は答えられません。

 「寸鉄人を刺す」という諺があります。これはかつて、日蓮大聖人様のお言葉を思い出させます。日蓮大聖人様が鎌倉で布教しようと思うと、既存の坊主どもが妨害したのです。

 極楽寺良観は、「日蓮というキチガイ坊主がでてきたから、こいつを取り締まってくれ」と言ったのです。その頃、鎌倉では日照りが続いて作物が実りません。極楽寺良観は、200名の坊主で雨乞いをしたのですが、雨は降ってきません。ますます日照りが続いたのです。

 そこで鎌倉幕府は困り果てて、「そうだ、日蓮を呼んでこい。日蓮に祈らせろ」と言ったのです。日蓮大聖人様は、10人くらいのお弟子さんと共に祈ったのです。すると大粒の雨が突然降ってきたのです。日蓮大聖人様が祈られると、すぐに現証が現れたのです。この現象が大事です。

 「日蓮仏法をこころみるに道理と証文とにはすぎず、又道理証文よりも現証にはすぎず」(三三蔵祈雨事)です。

 すると極楽寺良観は、「日蓮は大雨を降らせて、鎌倉中を水浸しにするつもりだ」と鎌倉幕府に訴えたのです。極楽寺良観が祈ると雨も降らないクセに、日蓮大聖人様に嫉妬をしたのです。

 日蓮大聖人様が言われたことは、「念仏は無間地獄の業である。禅宗は天魔の業である。真言宗は亡国の業である。律宗は国賊の業である」と言われたのです。四つの宗教を並べて、「念仏無間、禅天魔、真言亡国、律国賊」と言われたのです。これが日蓮大聖人様の四箇格言(しかかくげん)です。

 短い言葉の中に本質をズバンと入れていくのです。四箇格言(しかかくげん)を一度聞いたら、立ち上げあれません。

これを聞いた坊主は怒ります。「わしは阿弥陀様を信じて、死んだら極楽浄土へ逝けると思っていたら、日蓮がでてきて、「念仏は無間地獄の業である」と言うのだから、阿弥陀様の悪口を言う、とんでもない糞坊主だから取り締まってくれ」となるのです。

それで日蓮大聖人様は、島流しにされたのです。島流しなど数々の難に遭われても、道理で行動されているのですから、最後は必ず勝つのです。(③に続く)

 

 

 

 

 

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