国家の歴史 ② | 中杉 弘の徒然日記

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国家の歴史 ②

 

 歴史問題というものは、様々なところで矛盾を抱えています。問題点と問題点を並べていくと、連立方程式のように解くことができるのです。僕のやり方は、いつもそうなのです。

 わからないものを並べていけばよいのです。わからないのですから、未知数です。「X」でも、「Y」でも並べていけばよいのです。

 そして、「この問題と、この問題は矛盾する」という問題があっても構いません。全て並べていくのです。するとある時に、全てがつながるのです。これが、結論です。これが方程式の解なのです。僕は、そのような考え方をするのです。

 僕の書いた『成吉思汗は義経だったこれだけの理由』もそうです。モンゴルの遊牧民は、5~10人の家族でパオを形成しているのです。そのような生活をしているのです。会合をやっても、せいぜい20~30人の集まりです。

 30人の中から長を決めて、「今度から、こうしましょう」と決めごとをするのです。それをナーダム(お祭り)と言います。遊牧民族は、家畜に草を食べさせていればよいのです。生産しているわけではありません。それがモンゴル人の生活だったのです。

 そのままだと、絶対に国家など生まれません。そこで強力な軍団がやって来て、モンゴル人を統一した人間がいたのです。それが成吉思汗だったのです。成吉思汗がいたから、偉大なモンゴル帝国ができたのです。

 すると、「成吉思汗は一体誰だったのか?」という疑問が出てくるのです。30人くらいで羊を飼っている人間たちには、大軍団も必要ありません。やはり外部から来た者たちがいたのです。

 それが源義経だったのです。外部から来た人間がモンゴル人を束ねてモンゴル帝国を造ったのです。義経は軍団を造る技術を持っています。遊牧民族は、文明の構造物(Structure)を持っていません。草を家畜に食べさせているだけです。

 文明を経験している外部の者がモンゴル帝国を造ったのです。文明の経験がないモンゴル人に国家はできません。

 その遊牧民族を束ねて、兵隊にしていったのです。民族を束ねて兵隊にして、それを繰り返していくと、巨大な国家が出来上がってくるのです。全ての国家は、そのようにしてできてきたのです。

 偉大な人間がでてきて、国家を造るのです。ドイツもヒトラーが成功していれば、第三帝国ができていたのです。するとヒトラーの大帝国ができるのです。大王は皆、蹴散らかしていくのです。

 国家というものは、暴力で成り立っているのですから、まず殺人が行われるのです。殺人がない国家などありません。日本の建国の謎を見てみると、神武天皇は暴力により国家を建国したのです。

 この話は壮大でしょう。日本列島は平和な民族しかいなかったのです。縄文時代の発掘された人骨を見ると、殺された人間は一人もいません。弓矢で殺された人間などいなかったのです。

 神武天皇は、神武東征をやったのです。日本列島の東を目指して征服していったのです。「逆らう奴は殺すぞ!」ということを、本当にやったのです。奈良県では長髄彦の軍隊とぶつかり激しい戦闘をしたのです。

 神武天皇は殺人者です。「俺に逆らう奴は成敗する。従う者は家来にする」と言って、西日本を平定したのです。神武天皇が徐福でなくても、強力な軍隊が日本を征服したのです。

 そして、奈良県の橿原宮で建国をしたのです。国とは、造るものです。自然に待っていても、国などできません。歴史学者はこの認識が全くありません。国は自然にできると考えているのです。そんなはずはありません。

 人間はそれぞれが自由でいたいのです。その人間を蹂躙して、「おい、お前たち、今日から俺が大王になるぞ、貢物を持って来い。逆らう奴は殺す!」このような強烈な支配者でなければ国はできません。

 ローマの皇帝にしても、暴力でローマを統治したのです。「縄文文化の花が開いて、国家ができたのだ」という歴史観は、如何に間違っている歴史観なのかということがわかります。とんでもない間違いです。

 強烈な支配者が国を創るのです。建国には、必ず武力がついているのです。軍隊がいない建国などあり得ません。今でも、どこの国でもそうです。アメリカのような大きな国でも、小さな国でも武力で国を守っているのです。

 誰かが建国して「私が王だ」というならば、必ず軍隊があります。どんな小さな国でも軍隊があるのです。軍隊が創った王朝を担保するのです。軍隊が守れる範囲が国です。それが国の成り立ちであって、そのようなことから考えると、神武天皇がやったことは、東征です。

 九州から北海道まで東征したわけではありませんが、西日本までは統一したのです。最初は、中国大陸にいたのです。それが淡路島に上陸して、四国を征服して、出雲を征服して、和歌山から奈良県に入り、橿原宮で建国をしたのです。

 その国を「ヤマトの国」と言ったのです。これは、簡単なことです。ヤマトの国を漢字で書くと、「大和(だいわ)の国」になります。大和(だいわ)をどうして「ヤマト」と読ませたのでしょうか? 「ヤマトの国」とは、「ヤウマトの国」です。「ヤウマト」とは、どこの民族であるのかということを表しているのです。

 神の民が神の国を造ったのです。「ヤ」は、ヘブライ語で、「神」という意味です。神とは、ヤハウェ(Yahweh)のことです。「ウマト」は民です。神の民の国を造ったのですから、「ヤウマト」=「ヤマト」になったのです。それを漢字で「大和(ヤマト)」と言ったのです。そのように見ていかないと、歴史はわかりません。

 僕の神武東征の話は、「面白い」と思って読んでくれればよいのです。それを「正しい」とか、「間違っている」とか、「●●先生の説が正しい」など、批判している人がいますが、僕はそんなことを言っているのではありません。

 つながらない係数をまとめていくと、連立方程式の解のように一つの結論が出てくるのです。秦の始皇帝は、ユダヤ人です。徐福もユダヤの一族です。徐福の名前はジョセフです。すると、「なるほど」とわかってくるのです。

 神武天皇は、菊の紋章を持っています。天皇家は菊の紋章です。これは、シュメールの紋章と同じです。どうして天皇家は菊の紋章なのでしょうか? それがわかると、全てつながってくるのです。

 中国人の徐福が日本を攻めてきて、日本人を征服したというのではありません。それだと日本にユダヤ人の証拠は残りません。秦の始皇帝がユダヤ人だったということが、鍵です。

 日本を征服したのは、中国人ではなくて、ユダヤ人です。中国大陸にいた始皇帝の一読が中国を統一したのです。中国は争いの絶えない土地です。「もっと安住の土地はないのか?」と探したのが蓬莱国です。

 始皇帝に「では、徐福よ、お前が行って調べてこい」と言われて、第一回目は日本列島の地図を持ち帰ったのです。第二回目の遠征では、1万人の軍隊をもらい、日本を征服する目的で出かけたのです。これが神武東征です。

 これで答えが出てくるのです。神武天皇の紋章はシュメールの紋章であり、三種の神器の鏡には、ヘブライ語が書かれています。三笠宮様が、その鏡を見てしまったのです。その鏡には、何と書いてあったのでしょうか? それは、「I am that I am.(それは私である)」と書いてあったのです。英語ではなく、ヘブライ語で「I am that I am.(それは私である)」と書いてあったのです。

 それは、まさにユダヤ人であることを物語っているのです。「我はあってあるものなり」という意味です。すると、ユダヤ人と日本人がつながってくるのです。日本でヘブライ語と、カタカナが使われたのは、ほとんど同じ時代です。

 神社の様式も同じです。長野県にある諏訪大社は、ユダヤの神殿と同じ造りです。日本の上層階級は古代と全く同じで中国人ではありません。中国経由で渡ってきた、ユダヤ人だったのです。

 すると、謎が解けてきます。もっとこの謎を解こうと思うと、ここから解けるのです。方程式の入り口は、ここからできるのです。ここから解けば、自然に解けてきます。

 これで義経の問題も解けてきます。草原の民から、成吉思汗のような英雄がでてくるはずがありません。モンゴル人は草原の民ですから、羊の世話をしていればよいのです。やはり、戦にたけた軍事の天才と言われた義経がやったことです。

 だからアッという間に中国大陸を征服してしまったのです。このように考えることが、歴史常識論です。古代のロマンにもっと心を開いて、大いに歴史を楽しもうではありませんか。「この学説が正しい」などとい話をしているのではありません。そんな話は止めるのです。素直な気持ちで僕の話を読めば、古代ロマンに興味がわいてくるはずです。

 

 

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