【金の価格爆上がり】金を売った時の税金ってどうなるの?/ 名古屋 税理士 新美敬太
僕の知人に多少の金(ゴールド)を持っている人がいます。多分、100グラムくらいかな。「今、金の価格が上がっていますけれども、金を売った場合、税金はいくらでしょうか?」と、僕に聞いてきたのです。
僕も調べてみたのですが、驚きました。100万円の金を売る場合、1千万円の金を売る場合などがありますが、だいたい50%くらい税金で取られてしまうのです。金を売ると、財務省が税金を50%ぐらい取っていくのです。ひどいでしょう。
それから、税金のことについて考えてみました。日本国家のお金は、誰が集めるのでしょうか? それが、財務省です。
日本国民は、何を買っても税金がかかってくるのです。例えば土地や、家を買うと税金がかかります。買った家を売る場合も税金がかかります。国民は、何をやっても税金でがんじがらめです。
例えば、1800万円以上の金を売ると、50%の税金がかかってくるのです。金が上がって、「少し利益がでました」と、喜んでいたら、とんでもありません。実際に金を売ると、50%以上の税金がかかってくるのです。何から何まで税金でとられるのです。
これで財務省の体質がよくわかります。政府というものは、国民からお金を取ることを考えているのです。お金を取る先兵が税務署です。税務署の親分は、財務省です。上から鳥瞰すると国家というものがあり、国家は税金で運営しなければいけません。
だから国民は、何をしても税金がかかるのです。お酒を飲んだら、税金がかかります。タバコを吸うと、タバコ税がかかります。商品を買うと、10%の消費税がかかります。
例えば、300万円の車を買おうと思うと、「お前は車を買うのだろう。わかりました、10%の消費税を払ってください」ということです。300万円の車を買う人は、30万円の消費税を払うのです。
何から何まで、全て税金がかかっています。「道を歩けば、税金に当たる」ということです。これは、本当です。給料の所得税は、天引きされます。お酒を買っても、車を買っても、10%の税金を払わなければいけません。
現在、100グラムの金の価格は、80万円です。金を売る場合は、売値が195万円以下は、5%の所得税と、10%の住民税がかかります。
何から何まで税金がかかるのです。ちょっと税金をかけすぎではないのでしょうか? それから、相続税があります。故・田中角栄の目白の豪邸は、半分を税金で納めたのですが、今年の1月8日に燃えてしまいました。目白の豪邸は、何十億円だったのです。税金を5億円くらいかけられたのです。
親が死んで相続すると、相続税がかかってきます。何をやっても日本の社会は、税金がかかるのです。道を歩いてお店に入り、飲んだり食べたりしても、タバコを吸っても、酒を飲んでも、全て税金がかかっているのです。すごい仕組みです。
誰が税金を集めるのでしょうか? それが、財務省です。財務省にお金を払わない奴は、子分である税務署が追いかけてくるのです。何年前の事でも、追いかけてくるのです。
「貴方、10年前の税金が払っていないでしょう。払いなさい!」と追いかけてくるのです。日本を歩けば、税金に当たるのです。犬も歩けば、税金に当たるのです。
だから、財産などというものは、無くなってしまうのです。二代目は、なんとか親の財産がありますが、三代目になると、相続できる財産はありません。全てもっていかれるのです。
これをやっているのは、財務省という団体です。財務省は、国家のお金を全て集めるのです。国中からお金を集めるのですから、ものすごい金額が集まるのです。それにもかかわらず財務省は、「日本は赤字だ」と言うのです。
何を寝とぼけているのでしょうか? 集まったお金を使っているのが、財務省です。それを監視するのが政治家です。財務省は、集まったお金を各省庁に配分するのです。「厚生労働省は、これだけ。経済産業省は、これだけ」と言って、お金を分けるのです。
国民から選ばれた国会議員が、「この使い方は、おかしいのではないのか?」と、監査をするのです。それが、本来の政治家の役割です。
「政府がやっていることは、おかしいのではないか?」という目で野党も、与党も見なければいけません。国会議員が、「お役人様」などと言って、下に敷かれていたら、とんでもないことです。「お前たち、財務省のやっていることは、おかしいだろう」と役人を監査するのが、議員の役割です。
すると、財務省は、それを言われないために、どうするのでしょうか? それは、議員の待遇をよくするのです。「先生方、余計なことを言わないでくださいよ。今度、議員の給料は、150万円から、200万円になりました。ボーナスは、500万円です。黙っていてくださいね。先生方には、事務所をただで使ってもらいます。
秘書は、3人までつけます。月給は、30万円で、全て国が負担します。議員宿舎も、ただで使えますから、寝泊まりもできます」と言うのです。
国会議員になると、至れり尽くせりです。新幹線、飛行機に乗ると、交通費は無料です。こんな高待遇があるのでしょうか? 財務省はなぜそうするのでしょうか?
「先生方には、このような良い待遇を与えますから、我々がやっていることに対して、口出ししないでください」と言うのです。だから、財務省は、国会議員を「先生」とおだて上げているのです。
この構図は、区役所でも、市役所でも全く同じです。役人は、税金を集めて配るのです。議員に対しては、「余計なことは、言わないでください。待遇をよくしますから、口出しはしないでください」ということです。
役人から見ると、何もしない議員が「良い先生」です。役人から嫌がれる議員になると、「あんた、そんなことを言っていると、やりまっせ!」と言われるのです。
髙橋洋一さんもやられたらしいのです。この間、初めて知りました。髙橋洋一さんは、財務省の中にいたので、内情をよく知っています。「こいつは、しゃべりすぎる」と思われているのです。
そのような人は、罪を着せて黙らせてしまうのです。とにかく、すごいのです。それから、まだあります。アメリカは、日本に対して、年次改革要望書をもってくるのです。それで打ち合わせをするのです。
「アメリカの予算は、こうなっています。日本の予算は、どうなっているのですか? 私たちが見てあげましょう。防衛費が少なすぎますね。アメリカ軍の援助金が少なすぎですね」と言われて、財務省のやっていることを、アメリカが査察するのです。
六本木には、大きなホテルがあります。それは、アメリカ人しか泊まることができません。日本人は泊まれないホテルで、門番は銃を持っています。ここは、日本です。未だに日本の占領が続いているのです。(②に続く)
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