謹賀新年 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

謹賀新年

左ーうっちゃん大王様、右ーうっちゃん皇太子様

(うっちゃん大王は、精霊界の議長、うっちゃん皇太子さ様は、精霊界の副議長です。)

左上ー富士子ちゃん(富士子ちゃんは、富士山の精霊です)

※本年もよろしくお願いいたします。

 

 

新年の辞「僕の剣術修行時代」

 

僕は、様々な修行をしたが、本気で修行したのは剣術だけである

僕は、剣術をどこで習ったのかというと、

神奈川県の鶴見区潮田町というところに、

北辰一刀流の金子道場がありました

そこで約3年間、激しい修行をしたことを覚えている

なかなか楽しい修行でした

 

どうして剣術修行をしたのかというと、

剣には殺人剣と活人剣があります

剣道で二段、三段を取って「日本一」になったというのは、スポーツ剣道です

僕が習ったのは、人を生かすための活人剣なのです

現代の学校の剣道とは、全然違います

 

僕の剣は人を生かす活人剣です

活人剣とは、世の中に巣食った悪を斬るということ

これが剣術の目標であった

 

僕の父は講道館の武道家であった

「お前は柔道をやるな。やったら、結核になるぞ」と言われていた

父は畳に投げつけられて埃を吸い、結核になってしまったのだ

だから、僕には剣術を進めたのだ

 

僕の父は剣術も強かったのだ

その親父のおおせに従って、本当に剣の修行をしたのだ

中学3年生から、高校2年まで、この道場に通った

 

僕は真剣に剣術を修行してきた

毎日、道場の羽目板に叩きつけられながら

冬の寒稽古も、夏の稽古も真剣にやった

赤胴をつけて他流試合もした

(静岡に行ったのだ)

 

真剣で巻き藁斬りもした

稽古が終わると先輩の背中をお風呂で流して

車座になって道場で酒を飲む、懐かしき思い出だ

(僕は未成年だったのでお酒は飲んでいません)

 

僕の精神構造の原点はここにあります

剣は破邪顕正であり、正しさを表し、魔を斬るものである

武士の精神(日本人)の根本である

日本精神、即ちそれは剣術の精神でもある

 

僕はスポーツ剣道はやらない

北辰一刀流の剣術を習ったのだ

 

勇気の根本はここにある

自信の根本はここにある

正義の根本はここにあるのです

 

                   なかすぎひろし

 

 

 

新年講義

『御義口伝』講義

 

南無妙法蓮華経


[講義] 

これは、御義口伝の冒頭にでてくる南無妙法蓮華経の法体(ほったい)に関する日蓮大聖人様の教えです。南無妙法蓮華経の法体とは、いかなるものかを明快に日蓮大聖人は我々にお教えくださっています。まず南無についてこう教えられます。南無とは本来“ナーム”と書くべきであり、これは梵語だと教えられます。インドにはさまざまな言語がありますが、多分これはパーリー語かなにかなのでしょう。
 漢語に直すとこれは帰命(きみょう)という意味になります。帰命とは、「命を帰す」という意味ですから、「何に命を帰すのか?」といいますと、人と法があると教えられています。人とは釈尊に命を帰すということであり、法とは法華経に命を帰すことなのです。別の意味で帰命の帰とは、迹門不変真如(しゃくもんふへんしんにょ)の理に帰すことでもあります。

これは永遠に変わらざる真如のことであり、永遠の理に帰すことでもあります。帰命の命(もとずく)とは、本門随縁真如(ほんもんずいえんしんにょ)の智に命ことでもあります。これは縁にしたがって現れる智慧のことを意味し、智慧の本体のことを随縁真如(ずいえんしんよ)の智といいますから、それこそが本門だというのです。これは南無妙法蓮華経でありますから、帰命とは所詮(しょぜん)南無妙法蓮華経に帰命するということです。

しかし、天台教学では“不変の理”と縁に従う“隋縁真如(ずいえんしんにょ)”と共に実相であり、両方がそろって一念を正しく見ることになります。これが“一念寂静(いちねんじゃくじょう)”ということで、また別の意味では“帰”とは我らが色法をあらわし、命とは我らの心法をあらわします。

色法と心法とは、その究極は一つであります。色法とは我らが見ている山・海・森・空・動物・植物・・・・、すべてが色法なのです。この世界は自分が見ている世界であって、見ている自分は心法です。

法華経以前の教えでは、「心の澄めるは月のごとく」であり、「法華経の心は月こそ心よ」でありますから、自分が見ている世界はすべて心なのです。このことが本当に理解できれば究極が理解できたことになり“色心不二(しきしんふに)”が体得されたことになります。

また南無は梵語(ぼんご)・妙法蓮華経は漢語であり、南無妙法蓮華経は梵漢同時(ぼんかんどうじ)に通用することになります。これを説法されたのは日蓮大聖人であり、ここに梵は西の世界を現し、漢は中国をあらわし、日蓮大聖人は日本国をあらわしています。

これによって南無妙法蓮華経は、そのまま世界を救う言葉なのです。また梵語では南無妙法蓮華経は、「ナム・サ・ダルマ・プンダリーカ・ソタラン」となり、「ナム」は、「南無」であり、「サ」は「妙」を現し、「ダルマ」は「法」を現し、「プンダリーカ」は「蓮華」を現します。「ソタラン」は「経」を現すのです。

これは漢字で書くと九字になり、九尊の仏を現しています。またこれは九界即仏界を現しているのです。九界を離れた仏はいなし、「仏は九界にいる」という意味でもあります。また九界といっても必ず仏界であり、九界を見ている位置に仏はいるのです。

また「妙」とは法性であり、悟りのことです。「法」とは無明であり、これは悟りが無く、「自らに暗い」ということです。

しかし、無明と悟りは一体であり、分けることはできません。これを「妙法」というのです。「妙」は死、「法」は生ですから生の無い死もないし、死の無い生もないからです。「蓮華」とは因果の二法を表し、因果には因果異時(いんがいじ)・因果倶時(いんがぐじ)とありますが、「未来の果を知らんと欲すれば、現在の因を見よ、過去の因を知らんと欲すれば現在の果を見よ」(心地観経)とあるように、現在は時間軸のなかで過去と未来は同時なのです。

この考え方は、「宇宙の始まりは、宇宙の終わりであり、時間も実は存在せず」という考えでもあります。天台教学でいうと「経」とは、一切の衆生が出す“音声”はすべて「経」といっているのです。猫は「ニャー」、犬は「ワン」と鳴いて、自分の境涯を表しているのです。
 それは猫犬の「経」なのです。仏は南無妙法蓮華経という境涯を唱題にあらわしているのです。また過去・現在・未来と衆生の業(カルマ)に引き継がれていきますので、三世かわらないのが業なのです。これを経ともいっているのです。

 

[御義口伝(おんぎくでん) 本文]

御義口伝に云く南無とは梵語(ぼんご)なり此には帰命(きみょう)と云う、人法(にんぽう)之れ有り人とは釈尊に帰命(きみょう)し奉るなり法とは法華経に帰命し奉るなり又帰(き)と云うは迹門不変真如(しゃくもんふへんしんにょ)の理に帰するなり命(いのち)とは本門随縁真如(ほんもんずいえんしんにょ)の智に命(もとづ)くなり帰命とは南無妙法蓮華経是なり、釈に云く随縁不変(ずいえんふへん)・一念寂照(いちねんじゃくじょう)と、又帰とは我等が色法(しきほう)なり命とは我等が心法(しんぽう)なり色心不二(しきしんふに)なるを一極(いちごく)と云うなり、釈に云く一極に帰せしむ故に仏乗(ぶつじょう)と云うと、又云く南無妙法蓮華経の南無とは梵語・妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時(ぼんかんぐじ)に南無妙法蓮華経と云うなり、又云く梵語には薩達磨・(さだるま)芬陀梨伽(プンダリーカ)・蘇多覧(ソタラン)と云う此には妙法蓮華経と云うなり、薩(サ)は妙なり、達磨(ダルマ)は法なり、芬陀梨伽(プンダリーカ)は蓮華なり蘇多覧(ソタラン))は経なり、九字は九尊の仏体なり九界即仏界の表示なり、妙とは法性なり法とは無明なり無明法性一体なるを妙法と云うなり蓮華とは因果の二法なり是又因果一体なり経とは一切衆生の言語音声を経と云うなり、釈に云く声仏事を為す之を名けて経と為すと、或は三世常恒(さんぜじょうごう)なるを経と云うなり、法界は妙法なり法界は蓮華なり法界は経なり蓮華とは八葉九尊(はちようきゅうそん)の仏体なり能く能く之を思う可し已上。
 

 

辰年

 

あけましておめでとうございます。1月5日より『中杉 弘の徒然日記』は、スタートします。本年も宜しくお願いいたします。 事務局より

 

 

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