三島由紀夫と革命 ③ | 中杉 弘の徒然日記

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【HD映像】三島由紀夫 - "三島事件"最後の演説 ~ Yukio Mishima last Speech "The case of Mishima

 

 

三島由紀夫と革命 ③

 

 政治家は、アメリカの犬です。その政治体制にどっぷりとつかって、甘い汁を吸ったのが、今の自民党です。「日本は再び軍国主義にしてはいけないと言え!」と言われて、「日本は再び軍国主義にはなりません。平和が第一です!」と言ってきたのが、自民党です。

 もう一つあります。「迷惑をかけた外国の皆様に謝れ、大戦争を起こしたのは日本の責任だから、謝れ!」と言い出したのです。「すみません、私たちの責任です」と自民党の議員が謝罪すると、「では、諸外国に詫びてまわれ」と言われたのです。

 自民党の代議士は外国へ出かけていき、「戦争して申し訳ありません。みんな、日本が悪いのです」と言ったのです。すると、どうなるのでしょうか? 「悪いことをしたのだから、日本は賠償金を払え!」と言われたのです。

 そこで自民党は思わぬ儲け口を見つけたのです。「そうか、外国に頭を下げれば、お金が懐に入るのだな」ということがわかったのです。外国に謝罪をすると、賠償金を払います。すると、リベートが2割くらい懐に入ってくるのです。

 自民党の代議士は、お詫びする国を探して担当をつくったのです。中国は田中角栄です。公明党の竹入義勝と組んで、一番美味しい国を取ったのです。中国には、3兆円のODAを支払ったのです。そのおかげで、莫大なリベートが田中角栄に入ったのです。

 その時の中国の担当は、周恩来です。この人は、「中国人は怨みを恩で返す」と言ったのです。自分達は、喉から手が出るくらいお金が欲しいくせに、ハッタリをかましたのです。

田中角栄は、あっけにとられたのですが、「中国さんに早くお金をもらってもらいたい」ということでODAを始めたのです。それは、中国のためのODAではありません。自分の懐に入ることを計算して、早く中国にお金を払いたかったのです。

中国は3兆円のODAを手に入れたのです。3兆円の1割が、田中角栄の懐にスポンと入るのだから、美味しい仕事です。他の自民党の代議士は、目の色を変えて「俺はインドネシアだ」「俺はフィリピンだ」と争って、お詫び行脚をしたのです。あさましい連中です。

 その流れで残っているのが、鈴木宗男です。田中角栄のやり方を学んでいるので、「俺もどこかの担当を持ちたい。俺はロシアだ」と思って、ロシアに行ったのです。鈴木宗男は、「ロシアに賠償金を払え」と言っているのです。

 ウクライナとロシアは、戦争をしているのです。ロシアによる侵略戦争ですから、ロシアが悪いのです。それでも、鈴木宗男は「ロシアは、お金になる」と思っているのです。ロシアからお金を取るのではありません。ロシアに詫びて、日本政府からお金を支払わせて、ロシアにお金を入れるのです。そのリベートを何%か懐に入れるということです。このような構造が自民党にできてしまったのです。それが当たり前になってしまったのです。

自民党は、リベラルです。保守党というのは、ウソです。外国に謝罪すればお金が入ってくるのです。そのような構造ですから、自民党が変わるわけがありません。

 そこで、三島由紀夫先生は、「これでいいのか?」と、考えたのです。三島先生は、愛国者です。三島先生は、「天皇はなぜ、終戦したのか? 私は納得できない」と言われたのです。

 三島由紀夫は、皇室の信奉者です。しかし、「今の皇室には、納得できない」と言っていたのです。では、「どうすればよいのか?」というと、「どんな山奥に入っても、よい。小さい祠でもよいのです。「朕は天津日嗣の天皇なるぞ」と言い続けてほしかった」と言っていたのです。これが、三島先生の理論です。これが、本当の保守です。

 天皇陛下を中心とするのが保守です。今のように骨抜きになった皇室は、保守の真似をしているだけですから、中身は天皇ではありません。そのようなことです。

 三島由紀夫は、文学者であるから、日本精神を大事にしています。それを復活するためには、どうしても革命を起こさなければいけません。ところが、自民党に革命などという思想はありません。

 革命を起こせる力をもった者は、自衛隊しかありません。ところが、自衛隊は精神がありませんから、保守の自衛隊ではありません。戦後は、旧軍人が自衛隊に入ったので、基本的には、保守の考え方になったのです。

 しかし、自衛隊は政治に口出しできませんから、それは言えません。では、口出しできない自衛隊が、口出しできる自衛隊になるためには、どうすればよいのでしょうか? それは、「クーデターだ!」という結論を言ったのが、三島先生です。

 クーデターは、自衛隊しかできません。そして、日本を変えるのは政党ではなくて、軍隊しかありません。僕が言い続けてきたのは、軍隊がなければ国はありません。

 国というものは、軍隊が担保になっているのです。国家に逆らう者に対しては、軍隊が対処するのです。それは論理的なことであり、全く必然的なことです。

 自衛隊こそが、日本の保守本流です。そこまで三島先生は理論を構築されたのです。今の自衛隊はみんな保守本流です。田母神閣下にしても、怒っています。飛行機は米軍使用ですから、自衛隊は自分達でブラックボックスを開けられません。アメリカに開けてもらわないと事故原因もわかりません。田母神閣下のように正論を主張する自衛官がでてきたのです。それは、三島先生のおかげです。

戦後の日本には保守本流など、どこにもありません。竹島を50億円で売られたから、韓国に盗られてしまったのです。ヒドイ話です。朝堂院大覚先生の話によると、自民党の大物議員4人が麻雀をしているところに、韓国人が来て「竹島問題は黙っていてください」と言って、50億円を置いていったのです。

 それは、「日本の領土だと主張しないでくれ」ということで、50億円を置いていったのです。それを自民党の代議士4人で分けてしまったのです。だから、自民党の代議士は、「竹島は日本の領土だ」と言えないのです。そのようになっているのです。

 三島由紀夫は「革命を起こさないとだめだ、日本民族は滅びるぞ」と言ったのです。そして、三島先生は、自衛隊諸君による革命の夢を見たのです。

 それも散ってしまったのですが、三島先生が魂ふりすることによって、魂は自衛隊に入ってしまったのです。自衛隊の将軍を見ればわかります。政治家とは全然違います。日本国を愛して、命を懸けています。日本に革命の芽はまだあるのです。

 これは、理念です。本当に自衛隊がクーデターを起こすわけではありませんが、理念としてあるのです。日本が保守本流を取り戻したいならば、それはクーデターしかありません。

 日本はアメリカの睨み、財務省の睨み、統一教会の睨みが効いているのです。3つの目に囲まれていたら、日本は何もできません。できないことをやるのが、クーデターです。

 三島先生は、「諸君に私が本気だということを見せてやる。よし、首を斬り落とせ!」ということをやったのです。三島先生の首を斬らないと、事件にはなりません。そうでないと、ただ文士がわめいただけの話になりますが、首を斬り落としたことにより、「三島由紀夫は、本気だったのだ」という証拠を示したのです。

 当時、楯の会の連中は若くて20歳くらいです。三島先生が「諸君たちも同じ考えだな」と聞くと、楯の会の会員は「はい、同じ考えです」と言ったのです。三島先生は「では、一人だけ一緒に死のう」と言って、森田必勝が選ばれたのです。二人だけ死んで、後の会員は、「後々まで三島先生の思想を伝えなさい」ということです。

 戦後78年経った今、自衛隊の位置づけを変えなければいけません。憲法を改正して、自衛隊を国軍にしなければいけません。これは、三島先生の悲願です。

見てごらんなさい。世界では、ロシアとウクライナの戦争、パレスチナとイスラエルの戦争に広がっています。日本だけが口を開けて見ているのです。その結論は、どうなるのでしょうか?

 今度は、日本にミサイルが飛んでくるのです。日本人が逃げ惑っても、避難するシェルターもありません。そのような危機が目前に迫っているのに、「増税だ」などと、岸田君はバカなことを言っているのです。

 本気で日本を変えようと思うならば、三島先生の思想を勉強しなければいけません。日本精神とは何か? 眠っている日本人の精神は、どこへ行ったのだ! 目覚めよ、日本人!!

 

 

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