『秘密喫茶居皆亭（いるみなてい）』の高野誠鮮さんを見ました。②

スーパー公務員と呼ばれた男　高野誠鮮さん

『秘密喫茶 居皆亭（いるみなてい）』の高野誠鮮さんを見ました。②

　『秘密喫茶 居皆亭（いるみなてい）』で、高野誠鮮先生がUFOの話をしていました。ＵＦＯは、いきなりパッと現れて、パッと消えるのです。一個のＵＦＯが、パッと５個に分かれるのです。「５個になったな」と思うと、パッと１個になってしまうのです。

　このような現象は、人間の頭で考えてもわかりません。それは、量子の世界ですから、人間にはわかりません。

法華経では、「無量義は一法より生じる」と言っています。この法華経の精神は、すごもいのです。全て当てはまります。無量義とは、全てのものです。その源は、一法です。

　それが数学や、音楽となって出てくるのですが、その根本にあるものは、一つの法です。まさに素粒子の世界を言い表しているのです。その素粒子の世界に心をあわせてみるならば、全てが見えてくるのです。

　悟りというものは、量子が蠢いている世界が、目に見えてくるということです。量子の世界では、因果逆転ですから、原因と結果が逆転してしまうのです。果が先で、因が後です。そんなことは、人間の常識ではあり得ません。おかしいのです。

　普通は、原因があって、結果があります。ところが、一法と言われると、原因と結果が一つです。未来も現実も一つです。

　「１００万年先でも、１００億年先でも、仏様は予言ができる」ということは、今起きている世界です。量子の世界で見ると、１００万年後の世界とは、今起きている世界です。「無量義は一法より生じる」ですから、法華経の教義は深いのです。

　法華経の世界は、真実です。「因果俱時不思議の一法之れ有り之を名けて妙法蓮華と為す」(当体義抄)です。要するに、因果は同時です。この一法を妙法蓮華と言います。

　物事には、原因と結果があります。前世に因があり、今世で果を受けて、貴方が存在しています。「それは、どのようなことが原因なのか？」というと、今の貴方に現れているのです。だから、因果倶時です。原因と結果は同時ですから、未来の姿が今の貴方に現れているのです。

　またそれが、未来の原因と結果につながるのです。原因と結果は、同時です。すごいでしょう。こんなことを説いているのは、法華経しかありません。

　普通では、原因と結果は時間がずれているように思います。原因があって、結果があります。でも、もっと深く考察すると、原因と結果は同時です。これは、何を物語っているのかというと、素粒子です。まさに、素粒子の世界です。

　「原因と結果は同時ではないだろう。俺が努力すればお金が儲かる。怠けていたら、お金は儲からない。努力が先でしょう」と思いますが、原因と結果は同時です。

　あらゆる法は、たった一つの法から出ています。それが靴ひも理論（ブーツストラップ）です。この世の中には、たった一つの法しかありません。

　その一つの法が目に見えると、万法に見えてくるのです。それを易しく言うと、そこに恐竜や、ライオンがいます。恐竜になった原因は、何でしょうか？　因果倶時です。因果俱時ということは、原因と結果が同時です。

　「お前はライオンなのか？　どうしてライオンになりたかったのか？」と聞くと、「僕はね、ライオンになりたかったのだよ、ガオー」と吠えるのです。ライオンは、なりたくてライオンになったのです。それがライオンの姿です。

　人間も原因と結果を同時にもっています。だから、未来の生き方も変わってくるのです。量子力学から世界を考えると、不可能はありません。

　原因と結果は一つなのだから、深く信仰をしていくならば、そのことがわかってくるのです。信仰とは、何かを信仰するということではありません。

　仏教の哲学で見るならば、全てが一つのものであり、時間も存在しません。時間とは一体何でしょうか？　客観的な時間など存在しません。アインシュタインは、「時間も、空間もない」と言ったのです。そのように考えると、宇宙はどこまででも広くても、何もありません。仏教の空の概念がそれです。

　宇宙がどこまで広くても、それは架空の世界です。バーチャルリアリティーです。何を考えても、何を感じても、宇宙には存在していません。何も無いということです。量子力学のもっと不思議なところは、人間が見ると変わるということです。

　量子というものを見ようとすると見えません。それは、光の量子の量が物語っているのです。光は、光子という光の粒です。粒を見ないときには、波です。人間が見ているときには粒になるのです。そんなことがあり得るのでしょうか？

　人間が見ないときには波ですが、人間が実験しようと思ってみると粒になるのです。それは、物理学の実験で証明されているのです。

　「物質の根本は、粒なのか波なのか？」ということですが、人間が見たときには、粒になってしまうのです。人間が見ていないときには、波になってしまうのです。変でしょう。

すると、人間の想いは非常に大きいのです。現実の実体はありません。貴方はこの世界で、夢を見ているようなものです。夢のようなものですが、「このような夢をみたい」と思うと、そのような夢を見るのです。

　夢の世界は、リアルでしょう。「これは、ウソだ」などとは思えません。それは、一つの現実です。夢は現実ですが、バーチャルリアリティーです。バーチャルリアリティーの世界は、量子がつくりだしているのです。UFOが存在するならば、それも量子が作り出しているのです。

　UFOの専門家である高野誠鮮先生は、たいした男です。石川県羽咋市の臨時公務員です。それをやりながら、ＵＦＯ博物館をつくったのです。

　上司からは、「お金は出さんぞ」と言われて、「私が集めます」と言って、NASAに交渉して、ロケットの残骸を集めたのです。博物館もそうとう広い博物館らしいのです。１日の来店者数が５万人を超えていたのです。

　高野誠鮮先生は、立派な仕事をしています。大成功をすると、上司から妬まれて意地悪されたのです。「お前、生意気なことをやったな」と思っているのです。普通は、「偉い」と褒めますが、役人はそんなことは絶対に言いません。

　「余計なことをするんじゃないよ。お前を限界集落へ行かせてやる」と言われて、高齢者しかいない農村の担当にさせられたのです。そこでも、無農薬農法で、その集落をよみがえらせたのです。そして、ローマ法王に米を献上したのです。すると、あっという間に米が売れるようになったのです。それで町が有名になったのです。

高野誠鮮先生は、無農薬の講座を開き、全国的にも農法を広めたすごい人です。大学の教授も兼任しています。しかも、日蓮宗のお坊さんです。立派な人です。若い頃は、早稲田大学の理工学部を卒業して、実家がお寺なので、立正大学を卒業して、お坊さんになったのです。まだ６７歳ですが、日蓮宗の鏡です。そのような人がいるのです。

　この世界には、まだわからないことがたくさんあります。高野誠鮮先生は、世界中のＵＦＯコンタクトと連絡を取りあっているので、情報が入ってくるのです。「アイズオンリー」の情報をもっているのです。

　人間は、アイデアと実行力があれば、何でもできるのです。しかも、高野誠鮮先生は、市役所の臨時職員の身分で素晴らしい仕事をしたのです。偉ぶるとことは、全くありません。人間は肩書で仕事をするのではありません。人間は、自分の能力で仕事をするのです。そのような人が偉大な仕事をするのです。

久しぶりに、『秘密喫茶 居皆亭（いるみなてい）』を見て、面白い情報が得られました。

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