伝統の力 ② | 中杉 弘の徒然日記

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【新兵器】レーザー兵器でドローン撃墜成功。次期戦闘機F-3に装備計画

 

 

伝統の力 ②

 

 安藤昇さんは、安藤組を解散した後も成功したのです。東映の時代には、劇作家になったり、映画監督になったり、250本くらいの作品をつくっています。ほとんど安藤さんのやった仕事ですから、能力はそうとう高かったのです。それだけ能力があっても、伝統とヤクザには敵いません。

さて、そこで僕は河野克俊さんの講義を見ました。河野克俊さんは、陸海空軍の三軍の上にいた統合幕僚長です。河野克俊さんの話を聞くと、海上自衛隊は本当に伝統を大事にしているとわかります。

 河野克俊さんは、成績はよくなかったのです。お父さんが旧帝国海軍の軍人です。防衛大学を受験したのですが、落ちてしまったのです。通知がきて「くやしい。これからどうするのか?」と思っていたのです。1年浪人して防衛大学を受験する手もありますが、一般自衛隊に入隊する手もあります。

 あとは、航空操縦学生に進む道もあります。航空操縦学生は、高卒で入れます。そのような手もあります。ふさぎ込んでいる時期に、防衛大学から電報がくるのです。「貴方は、補欠で入学できます」というので、親子ともども大喜びをして、防衛大学へ入学したのです。

 親子そろって、入学式に行ったのです。「これから防大生だ」と思ったら、「健康診断があります」と言うのです。健康診断を受けると、「貴方は不合格です」と言われたのです。

 それでまたあきらめると、また通知がきたのです。「貴方が防衛大学に入るためには、様々な訓練がありますが、それに対して責任はもちません。それでよいならば、入学してください」というので、サインをして、入ったのです。

 「試験で落ちて、身体検査で落ちたのです。その人が陸海空軍の上の一番偉い人になった」という話です。

 もっとも、頭がよい人ですから、防大生になってからは、全て一番です。一番でないと、統合幕僚長にはなれません。航空幕僚長よりも上の立場です。それは、全ての成績が一番でないとなれません。

 幹部学校でも一番です。防大の席順は、成績順です。僕の友達も操縦学生になったのですが、自慢しに学校に来たのです。ところが消えてしまったのです。ジェット機に乗る前に試験があるのです。

 ヘリコプター、輸送機までは合格です。その次にジェット機です。すると、「貴方はジェットパイロットの適性がない」と言われると、その段階で席順が落ちてしまうのです。一番に座っていた人でも一番後ろの席に回されてしまうのです。自衛隊は、席順で決まるという、システムです。

 僕が言いたいことは、そのようなことではありません。河野克俊さんのおかげで、いろんなことが整備されたのです。素晴らしい人です。何を根本にすえるのかというと、河野克俊さんは、「我々は帝国海軍だ」と言うのです。

 帝国海軍の末裔が海上自衛隊です。その精神を引き継いでいるのです。帝国海軍の教育の仕方、五省も、全て生きているのです。これが、僕の言いたいところです。中国海軍が日本の20倍だか、何だか知りませんが、どんな伝統があるのでしょうか? 中国海軍には、伝統など全くありません。だいたい実戦経験すらありません。

 明治時代に、清朝はドイツに造ってもらった定遠(ていえん)と、鎮遠(ちんえん)を見せびらかしにきたのです。品川の沖で大砲を撃ったのです。ドーーンと大砲を撃つと、日本人は「うわー、すごい軍艦が来た。日本はとても敵わない」と思ったのです。

 その時に、「清朝の軍艦はたいしたことはない。日本が勝てる!」と言ったのは、東郷元帥ただ一人です。東郷さんが少尉の頃、夜になると定遠(ていえん)を視察したのです。最新型の軍艦ですが、中に入っているシナ人は、みんな博打をやっていたのです。或いはアヘンを吸って、女の写真を眺めてニヤニヤとしていたのです。

 これが日本を脅かしにきた軍艦の正体です。東郷さんは軍艦の中を視察して、「こんな奴らはたいしたことはない」と結論付けたのです。

 日清戦争では、帝国海軍に撃沈されたのです。すると、「自衛隊と中国海軍が戦ったら、どうなるのか?」というと、結論はおのずから出てくるのです。

 台湾有事が起きた場合、最初の戦闘では、中国軍は3千発のミサイルを飛ばすのです。次に約1万機のドローンで攻撃してくるのです。これが、前哨戦です。

 それから、中国海軍の艦隊が、台湾に上陸するのです。尖閣列島も占領する計画です。中国の作戦は、どうなるのでしょうか? これは、前から僕が言ってきたことですが、伝統の力は恐ろしいのです。

 中国の頭の中にあるのは、「平和国家日本」です。その背後を見てごらんなさい。世界を相手に戦った、帝国海軍と中国は戦えるのでしょうか?

 それを見たら中国海軍は、ブルッてしまいます。海上自衛隊の旭日旗を見ると、中国軍は、ビビッてしまうのです。これを知っておいたほうがよいのです。

 伝統の力というものは、それだけ大きいのです。あの安藤組も結果的には、ヤクザの伝統の力に参ってしまったのです。それと同じことになるのです。

 中国海軍が3千発のミサイルを台湾に撃って、1万機のドローン攻撃が終わったら、帝国海軍が旭日旗とZ旗を掲げて、現れてくるのです。

 それを見たら、中国海軍はビビッてしまいます。日本に向けて大砲を撃ってきたら、中国は崩壊するのです。今でも崩壊しそうです。経済はガタガタで、習近平は皆からバカにされて四面楚歌です。中国は海軍と陸軍の関係もよくありません。中国は終わりです。

台湾有事が起きた場合は、日本が勝ちます! これは、僕の予言です。「その時は、どうなるのか?」ということは、前にも話しています。米軍はでてきません。最初は日本にやらせるのです。

 その理由は、アメリカから来るのですから時間がかかります。その間、日本が台湾を助けるのです。結果的には、台湾有事は日本の海上自衛隊と、中国海軍の戦争になるのです。

 最初の3千発のミサイルと、1千機のドローン攻撃は、覚悟しなさい。それをどのように処理するのかわかっています。日本には、ドローンを無効にする兵器があるのです。その後は、おそらく潜水艦をつかって、中国海軍の軍艦を沈めてしまうのでしょう。

 海上自衛隊の潜水艦が、中国海軍の軍艦の1千メートル下から魚雷を撃ちこめば、中国海軍は一瞬で終わりです。「船が沈む、助けてくれ。アイゴ~」で、戦闘は終わりです。

 伝統の力は、それだけ恐ろしいのです。今の自衛隊は戦闘をしたことはありませんが、その背後には世界を相手に戦った帝国海軍があるのです。我々は安心してよいのです。河野克俊さんの話を聞いていても、自衛隊の決意はすごいのです。「絶対に負けない、敵を倒す!」と決意しているのです。それは数ではありません。日清戦争、日露戦争でも数は、敵のほうが上です。日露戦争では、東郷元帥の率いる帝国海軍が、世界最強のバルチック艦隊を滅茶苦茶にしたのです。

 それが日本の未来です。伝統の力、恐るべし!

 

※海上自衛隊には、帝国海軍の伝統があります。自衛隊、恐るべし!

 

 

 

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